大谷 茉夏 さん (所属:芦屋校)
私は四年生から日能研に入塾しました。これまでの学校での勉強と違い習うことや覚えることがとても多くて苦戦していました。算数以外が苦手で、その中でも国語が特に苦手でした。しかし、国語が苦手なことは分かっているのに、いつまでもほったらかして過ごしていました。そして、五年生。前期の公開模試では国語の偏差値は一回も60に到達しませんでした。そこで夏期講習では国語を重点的に進めようと思いました。国語が苦手な理由は、ほとんどが言葉の意味を知らないからだと先生から聞き、意味調べと要約を毎日の課題として取り組みました。そして後期。第一志望校の特訓資格をもらうための大事な時期でした。公開模試の国語の偏差値は急激にアップし約10も上がりました。夏期講習と弱点克服の取り組みがしっかりと成果にあらわれてとてもうれしかったのが今でも脳裏に焼き付いています。国語が苦手な人はぜひ要約の練習をやってみてください。ただ、この時はまだ入試という実感は全くなく、一つ上の六年生の入試までのカレンダーの数字が減っていくのをただ見ているだけでした。今では、その時から時間の大切さというものを実感できていれば良かったと思います。
そして、いよいよ本番の六年生となりました。私は前期の時にしっかりと基礎固めができていなかったため、過去問練習に入ったときはものすごく苦労しました。得意であると思っていた算数の過去問で一度120点満点中18点をとったこともあり、これまでにないほど落ち込みました。けれど、「あきらめなければ合格できる」と気持ちを切り替えて間違い直しと苦手単元の復習を頑張りました。授業中に解き方をしっかり聞きメモをとったり、また個人毎にそれぞれアドバイスをしてくださるのでそれを丁寧に着実に取り組むことで徐々に力がつき、受験当日は自信をもって臨むことができました。そして第一志望校である神戸女学院中学に合格することができました。
受験生の皆さんも思うような結果が出ず落ち込んでしまったりすることもあると思うのですが、しっかり振り返りをして目標に向かって気持ちを切り替えることが大切だと思います。努力は絶対に裏切らないので第一志望校合格を目指して頑張ってください。
最後に、これまで支えてくださった芦屋校の先生方、神戸女学院特訓の先生方本当にありがとうございました。
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