米田 旭希 さん (所属:元町校)
僕は3教科だと、国語が得意で算数が苦手でした。4年生の後期~6年生の前期まで灘特進クラスに在籍していました。トライアルの結果(特に算数)がなかなか伸びませんでした。その時に担任の岩﨑先生に「もしかしたら、相性が悪いのではないか。」と言われました。それまでのテスト結果データを分析してみると、確かに公開模試や学習力育成テストなどでは、算数の点数が取れているので、「先生の言った通りだなぁ」と思いました。
甲陽学院中学校の文化祭に何度も行っています。ちなみに、音楽と展覧の会(通称「音展」)というのですが、物理や生物の実験ショーを階段教室で見たり、クイズ大会にも参加できました。そして、この経験は日能研の仲間でも少ないと思うのですが、甲陽学院高校の文化祭にも行っています。これはハプニングから起きたもので、母がHP情報を読み間違えたことで見に行くことができたのです。他には、灘中トライアルのため、岡本校に行こうとしたら、最寄りのJR摂津本山駅で降りる予定が乗り過ごしてしまい、JRさくら夙川駅まで乗ってしまったことがありました。この駅は甲陽学院中学校の最寄り駅なのです。先生のアドバイス・ハプニング・乗り過ごし。今思えば、入学する運命だったのだなぁと思います。
入試勉強のアドバイスを書きます。大切にしたことは①語句や漢字を完璧にする②過去問をたくさん解いて、直しをして間違えた理由を書いておく③理科は自分の得意単元で点数を取るの3つです。
①は、甲陽は語句や漢字の出題数が少ないですが、おろそかにしてはいけません。少ないからこそ確実に点数を取らなければ合格基準に達しません。②は、過去問をたくさん解くことで、時間配分に慣れたり傾向をつかむことができます。「間違えた理由を書く」のは、例えば「文末の表現を間違えてしまった。これからは2回読むようにする。」「計算ミスをしてしまった。これからは見直しできる式や筆算にする。」などメモのようにするといいです。実力がつくだけでなく、僕は入試前日や当日の移動時に、これを見て心を落ち着けることができました。③は、甲陽は6つの大問があり、生物1つ地学1つ物理2つ化学2つという構成です。もちろん、生物や地学の暗記は大切ですが、配点の大きい物理と化学は時間をかけて丁寧に繰り返し解くことが合格へのポイントです。「自分はどの単元で点数を取るのか?」ということを意識して取り組むことが大切です。
3年生リードクラスの教科の先生たち、4年生5年生6年生灘クラスの教科の先生たち、甲陽学院を勧めてくれた岩﨑先生、6年生選抜クラスの先生たち、最後まで相談にのってくれた西村先生、スタッフやチューターの先生たち、受付の方や清掃員の方、一緒にがんばった仲間たち、ありがとうございました。
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