先輩からのアドバイス

中学受験・合格体験記

洛星中学校

中野秀翔 さん (所属:桂校)

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    東大寺学園中学校
    立命館中学校

勝利への歩み

 姉と兄が既に受験を経験しており、僕は受験を身近に感じていました。5年生となり、日能研へいくことをずっと楽しみにしていました。そして、念願の日能研桂校に入り、本科授業が始まりました。小学校とはレベルが違いましたが、飲み込みは早い方だったのでそれほど苦しまずに勉強を進めることができました。家では、宿題の合間をぬっては友達と公園で遊び、楽しく毎日を過ごしていました。5年の冬季講習では、成績が認められ、烏丸校の選抜クラスに行く許可をもらえました。しかし、習い事と重なったため諦め、6年の春季講習では選抜クラスで授業を受けました。
 6年生となり、受付に入試当日までのカウントダウンが貼られるようになりましたが、まだ300日以上あったため安心してこれまでの生活を続けていました。夏期講習では再び選抜クラスで授業を受けることができ、選抜クラスに行けることに自信を持ちました。しかし、選抜で扱う問題はレベルが高く、これまでのようには上手くいきませんでした。あまり深く考えずに選抜クラスへ来てしまったことに少し後悔しました。しかし、めげずに夏期講習を乗り切り、後期の本科授業が始まりました。
 後期になると、先生の熱意も増し、このままではいけないと、少し勉強に力を入れるようになりました。ただ、友達と遊ぶことはやめず、授業のない日には公園で遊んでいました。特訓は、前期から第一志望だった洛星特訓でした。後期になると主な授業が入試問題研究となり、これまでとは違って第一志望校の入試問題を解き、自分の成績を点数で見られることにわくわくしました。入試問題を解いていくうちに徐々に上がっていく点数や、特訓のクラスの中で席が前であることが自信へと繋がりました。
 冬季講習は、選抜クラスに行くために電車に乗って烏丸校へ行くことは、時間がもったいない上に疲れるため、桂校で応用クラスを受けました。冬季講習の初日には先生からの激励があり、もう受験が近いということにスイッチが入り、生活を勉強中心へとしていきました。
 そしてあっという間に冬季講習が終わり、入試まであと二週間ほどとなりました。初めの一週間があっという間に過ぎ、残り一週間となったところで、事件が起きました。なんとインフルエンザにかかってしまったのです。かかった後3日ほどは何もできず、入試本番まで後少ししかないのに何もできないことに不安を感じました。熱が下がってからは、リハビリとして受験校の過去問をしました。洛星・立命館・東大寺学園の三校を受験するのですが、東大寺学園の過去問では一度も合格点を超えることができませんでした。
 そして、不安な気持ちのまま、入試当日が来ました。これから入試だということに実感がわかず、あまり緊張しませんでした。いざ入試が始まってみると、いつも通りに問題を解くことができ、手応え十分でした。三校とも入試が終わり、結果は三校とも合格でした。過去問では一度も合格点を越えることができなかった東大寺学園も合格を勝ち取ることができました。
 すべて合格することができたのは、日能研の先生方や、家族の応援があってこそです。洛星中学校に進学しますが、中学校に行っても、その恩を忘れず、頑張っていきたいです。
 最後に、最後まで応援してくださった先生方、そして、最後まで協力してくれた家族に、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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