堀 秀輔 さん (所属:烏丸校)
僕は4年生から日能研烏丸校に通い始めました。正直、塾に通うのはめんどくさいなぁと思っていましたが、面白い先生や学校とは違う新しい友達と出会えて、わりとすぐに塾も悪くないなと思い始めました。日能研は、テストの成績で席順が変わるのでそれがゲームが好きな僕にとってはハイスコアを更新するようで楽しかったです。そのおかげで灘特クラスに入れて、灘を目指すことに決めました。結果を先に書くと、僕は灘に合格することができませんでした。なので、参考にはならないかもしれませんが、僕が伝えたいことを残したいと思います。まず、自分の苦手な教科や単元から逃げずに立ち向かってほしいです。6年生の後期には算数で「劇伸び交換ノート」というものがありました。これは、自分が間違えた問題の直しをするとともに、なぜ間違えたのか、理由や反省点を書いて先生に提出し、先生に読んでいただいてコメントを書いてもらうというものです。僕はこれが嫌いでした。受験を目前に自分のできない部分を明確に言葉にするという作業は、ただ✕を付けるより勇気がいります。ただ、このノートのお陰で算数の成績は伸びました。伸びることはわかっているのに、できない自分をさらすのがつらい。毎週、そんな葛藤でした。時には逃げてしまう日もありました。次の受験生にはこの葛藤を乗り越えて、できない自分を認めて苦手な単元にしっかり立ち向かって欲しいです。そうすれば絶対伸びます。
逆に自分がやっていて良かったなと思ったことは、低学年の頃から毎日本を読んでいたことです。小学生になる時に1日1ページでいいから毎日必ず本を読もうと決めて続けているうちに活字を読むスピードが身につきました。お陰で国語は得意だったし、問題文を読むのが速いのは全教科で有利になったと思います。僕は試験時間が足りなかった経験は少ないです。ただ、見直しは苦手でした。その証拠に、灘の受験で2回受験番号を書き忘れました。でも、ちゃんと採点をしてもらえるので大丈夫です!もし緊張して受験番号を忘れてもパニックにならないでください。これが、僕が伝えられることです。
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