K.H さん (所属:岡山校)
僕は4年生から日能研に入塾しました。最初の頃は受験をするという自覚もなくただのんびりと好きだった国語の問題を解いたり、算数の問題が解けなくて泣いたりしていました。それでも、小学5年生、6年生となるにつれて周りも自分もだんだんと受験に向けて張り詰めた空気が生まれてきました。みなさんの中にも周りの空気が急激に変わり、「これで大丈夫なのか」と思う人がいると思います。そんな人のためにもそうではない人のためにも受験までの心構えとしておいた方が良いことを伝えたいと思います。
まず受験までの心構えです。それは、他人と自分を比べることをなるべく避けた方が良いということです。小学3年生の頃日能研の冬期講習を体験で受けていた時のことでした。その頃は特別成績が良いわけではなく、色々なところで言ったり書いたりしていますが、割り算が出来ませんでした。「周りの人はスラスラできるのに自分はできない」と、思い、その日から毎日母と一緒に涙を流しながら練習しました。人と比べるのは小学6年生の夏期講習までは自分が大きく成長するためのエネルギーになりますが、受験が近づいてきたり、受験が始まったりした時に他人と自分を比べてしまうと「悪い」焦りを生んでしまいます。そもそも自分と他人では、成績も環境も志望校も違うのだという思いを持つことで不必要な比較をなくせます。
次に受験までにやっておくと良いことです。これは2つあります。一つ目は「過去問を解く」ことです。これは当たり前のことですが「ただ解く」だけでは意味がほとんどありません。過去問を「取捨選択」して解くことで、何倍も意味があります。自分の得意科目はやっても伸びしろは少ないので、苦手な科目の苦手な分野を解くことで、みなさんの合格を後押ししてくれます。二つ目は、英検や漢検、西大和を目指す人は特に英検を受けておいて欲しいです。なぜなら学校によりますが、加点があるからです。元々先生には「西大和は厳しい」と言われていました。自分でもそう思っていましたが、母が見つけてくれた「英語重視型」のおかげで合格ができました。英検や漢検が、過去問と同じようにみなさんの合格を後押ししてくれます。
最後に、いつも温かく勉強の手助けをしてくれた、お父さんとお母さん、そして自分の力を伸ばしてくださった岡山校の先生方本当に感謝しています。そして、これから受験をする皆さん一人一人の合格を強く願っています。
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