田守 梨華 さん (所属:堺東校)
私は、5年のときに北野田校から堺東校にかわりました。電車に乗って通うのは少し緊張したけれど、4月からの中学校生活を考えると、とてもいい経験になりました。もともと理科と算数が苦手でした。宿題はできるのに、テストになると点数が取れませんでした。しかし、担当してくださった先生のアドバイスや、課題をためることなく、きちんと進めたことで、6年生の後半になると点数が取れるようになってきました。
そして入試本番、国語から始まりました。得意な教科だったので、(はじめにぶっ飛ばしたらいける!)と思っていました。けれども会場に着いたら、何かいつもと違う雰囲気に緊張してしまい、頭が真っ白になってしまいました。「緊張しなくても大丈夫。公開模試の会場が違うバージョンだよ」と母に言われていたので、自分にもそう言い聞かせました。けれど自分の力をうまく出し切れずに自分の第一志望校だった中学校の前期日程は不合格でした。結果を知った時は、ものすごく悔しかったです。けれど迷いはなく「必ず後期日程で合格してやる」という気持ちが自分の中でこみ上がってきました。後期日程受験当日の日、自分は心も体もボロボロで、夜もあまり寝ることができていませんでした。そんな状態でも、会場の環境に慣れたことと、同じ会場にいた友達と話せたことで心が和らぎ、不思議と緊張せずに受けることができました。そして合格することができました。
今振り返ると、合格できたのは、3年間支えてくれた塾の先生と家族のおかげです。本当にありがとうございます!!
そしてもう一つ、日能研に通ったことで深い思い出があります。それは5年生の存在です。授業の帰り際、一緒に帰ることが多かった5年生。最後の帰りの電車では、勉強の事、先生の事、学校の事、たくさん話をしました。受験直前には「受験頑張ってな、合格してな」と声をかけてくれました。とてもうれしかったし、絶対志望校に合格して報告したいと強く思いました。結果的にこの5年生からの言葉が、後期を受けるときの1番の励ましの言葉になった気がします。ありがとう。
そして改めてお世話になった日能研の先生、ありがとうございました。
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