NH さん (所属:桂校)
私が中学受験をして,やって良かったと思ったことをいくつか紹介します。
一つ目は、自習室を使うようにしたことです。私は、家にいる間は弟のプレイするゲームの効果音や、周りにあるおもちゃで気が散ってしまい、なかなか勉強が進みませんでした。しかし、授業の何時間か前から自習室に行って勉強したり、塾がない日も自習室で勉強したりするようになると、今までの何倍ものスピードで勉強(主に宿題)が進みました。また、分からないことがあればすぐにチューターの先生に質問することができ、すごく勉強が進むので、自習室は使って良かったです。
二つ目は、先生の話は黒板に書いていなくても聞いたことです。私は、社会の先生が受験の数日前に言っていた、「過去の入試でこんな問題が出たんだけど、こういう問題なら飛ばしてもみんなできないから大丈夫!」と言っていた問題が、ほぼそのまま入試に出ました。入試では、一点や二点で落ちてしまうこともあると聞いたので、覚えておいて良かったな、と思いました。
三つ目は、入試の当日は緊張しすぎない、ということです。初めて過去問を解いた時、緊張しすぎて頭が真っ白になったりしてしまい、せっかく暗記した年代や生物のことを忘れてしまったことがあります。緊張しすぎないためには、一週間前から毎朝、試験のことを想像して緊張しておくことで、当日の試験中は逆に落ち着いて問題が解けることがわかりました。また、過去問を何度も解くことで、雰囲気に慣れて、落ち着くことができたと思います。
四つ目は、志望校でよく出る問題の特徴を知っておいたことです。例えば、算数では平面図形の合同と相似が出る、とか、書き出して法則を見つける問題が出やすい、などです。その問題を解くコツを覚えたり、何度も解いて練習することができたりして、点数をとりやすくなりました。
五つ目は、早く寝たことです。夜は頭がぼーっとして、暗記が頭に入らなかったり、計算問題の計算する順番を間違えてしまったり、掛け算を割り算にしてしまったり、テクニックを使えばすぐ解ける問題を地道に解いて計算ミスをしたりしていました。夜は10時くらいに寝てしまい、次の日の朝に勉強したほうが頭がすっきりして、問題も解きやすかったです。
六つ目は、楽観的に考えることです。できない問題に「できない」ではなく、「できるようになったら点が取れる」と考えると、やる気が出てきました。
最後に、今まで紹介したことは、ほとんど先生方や家族からもらったアドバイスをもとにやってみたことです。このアドバイスのおかげで第一志望校に合格することができました。本当にありがとうございました。
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