H.H さん (所属:元町校)
僕は4年生から6年生の10月までずっと灘特進にいました。灘中を目指して頑張っていましたが、6年生の夏休みくらいから迷いはじめました。中途半端な成績で受かるのか不安になりました。とはいえ灘中を諦めるのもなかなか簡単には決心出来ませんでした。そんな中どんどん時間が過ぎていき、秋になりました。焦る中、ここまで頑張ってきた結果を残したいという気持ちが徐々に強くなり、将来をよく考えていく中でようやく甲陽を目指そうと決心しました。日能研の先生方は、迷ったり焦ったり、気持ちが前向きになれない時も僕に温かく接してくれました。短い期間のようで案外長い冬期講習。あと残り一週間となってからも一日一日がめちゃくちゃ長く感じました。そして遂に受験を迎えました。試験当日は今まで経験したことがないくらいとても緊張したけれど、先生方が勇気をくれたのでなんとか緊張しながらも問題を解き切りました。1日目、正直僕は「受かったな」と思いました。周りの「全くわからなかった」という言葉を静かに聞いていました。そうして緊張もせずうきうきでむかえた2日目。僕なりに頑張って取り組んでいましたが、周りの受験生の「試験が簡単に感じた」という声がすごく聞こえてきて、とても気になってしまい、自分が信じられなくなり落ち込んでしまいました。それ以降動揺してしまい、午後から別の学校の試験がありましたが、手につかず力が出せませんでした。次の日からは少しずつ気持ちを切り替えて残りの学校を受けきりました。結局全く自信がなかった甲陽でしたが、結果は合格していました。大変なこともあったけれど頑張ってよかったです。これからの受験生は絶対に周りの声に耳を傾けすぎずに、自分を信じて落ち着いて試験を受けてほしいです。僕はなかなか自分を信じることが出来なかったけれど、こうして受かっています。僕に温かく接してくれた、そして当日勇気をくれた先生方本当にありがとうございました!
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