R.T さん (所属:西宮北口駅ビル校)
4年生。はじめは知らないメンバーばかりのこともあって、クラスの雰囲気に緊張していた。でも、早くクラスの雰囲気に慣れられるようにと、興味をひく話を交えながら空気を和ませてくれた先生たちの心遣いと魅力的な授業のおかげで、いつしか自分もその期待に応えなければと思うようになり、真剣に取り組めるようになっていった。クラスはとにかく前向きでユーモアあふれるメンバーが多かったこともあって、すぐに打ち解け、このころから塾が笑い合いながら学べる場へと化していった。今思うと、とにかく「楽しい」を原動力に、「高め合える」仲間がいて、「もっと知りたい」という授業を受けられる、そんな環境で6年生の最後まで学ぶことができたことが、一番大きかったと感じている。また、この時期の学習が5年生以降直面する応用的な学習の土台となっているため、正直、4年生の学習を真面目に積み上げてきたことが、今後の伸びにつながったのだと感じている。(もちろん5、6年生になっても積み上げが大切なことは言うまでもないが、どんどん忙しくなってくるので、4年生のときに土台がしっかりしていると、その分伸びるような実感がある)
5年生。前期は4年生と同じようなペースで進められたが、後期はレベルが格段と上がってくるので、その分勉強量も増やしていく必要がある。一方、人によるかもしれないが、集中の質を高めるためには、リラックスする時間も必要だと思うので、ゲームや友達と遊ぶ時間をゼロにする・・・必要はないと思う。まぁ、少しだけ減らす方がよいとは思う。(だんだん、そうせざるを得なくなる?)また、この時期からは教科のバランスを意識すること、つまり、自分の好きな教科や課題ばかりを行うのではなく、万遍なく行うことが大事になってくると思う。どうしてもテストの結果は偏りがでるものの、直し=「なぜ」、「どんな風に」自分はミスをしたのかをふり返り、しっかり定着させていくことで、成績がかなり上位で安定し、乱高下することが少なくなった。この時期の頑張りが、合格を手繰りよせる大きな力(自信)になったと感じている。
6年生前期。5年生の後期を乗り越えることができたら一旦一休み。(あくまで、自分の場合は全力疾走していたらもたないので…)完全に気を抜くことはできないけれど、少しぐらいは休憩してもよいと思う。(休憩の裁量は自分の成績と見合わせてほしい。)また、苦手な国語の語句や理科の知識系は毎回の授業での確認テストを大切に、1回で覚えてやる!!という思いで取り組むことで少しずつ力がついたと思う。
6年生夏期講習。受験の天王山。この時期から課題が急激に増えるが、慌てず自分にいま最も必要だと思える課題を選りすぐって行ってほしい。(参考としては、『授業の直し>優先度の高い演習>テストの直し>演習』の順で行えばよいと思う)夏の頑張りは秋ごろから遅れて現れてくる・・・らしい。
6年生後期。いよいよラストスパート。さらに勉強量も増え、過去問や予想問題など実践的な問題を解いては、直し、解いては、直しで、時間配分を含めさらに総合力を磨く時期。この時期には、ゲームも封印するなど自ら環境を整えることも必要である。また、家でなかなか集中しづらい人は、自習室での勉強はかなりはかどるので、是非利用してほしい。そして、ここからは本格的に過去問での点数にもこだわっていくようにしていきたい。ただ、何年分も過去問をやっていると、ある程度規則性が見えてきて、他の年度の問題と結びつけて「これやったことある!」「あっ、これあの問題とつながるな・・・」といったことに気づける瞬間が増えてくる。こうなると、一気に得点がグンっと伸びてくる。この境界線に達せられるかが大切で、過去問でなかなか思うように点がとれないという人も焦ったりせず、先生たちから推奨されたことをきっちり積み重ねていけば、いつかは境界線を越えることができるので、どうか安心してほしい。そして、どうか自分を信じて取り組んでほしい。
受験前日。この日は、自分は心構え(心を整えること)が一番必要だろうと割り切って、全く勉強はしなかったが、良い子はしっかり最後まで復習しておこう笑。特に知識問題(語句等)についてはしっかり最後までくり返し取り組んでおいた方がよい。あとは、当日の心構えをイメージして、緊張をほぐす自分なりのリラックス法やルーティンなどを持っておいた方が良いかもしれない。また、自分は初めての入試=前受校の時が一番緊張したので、第一志望校で力を発揮するためにも、少なくとも1校は前受校として受験の雰囲気を経験しておいた方が良いと思う。
そして迎えた受験当日。行きのバスの中でもいつもどおり、みんなとワイワイ喋りながら、遠足気分で楽しむ気持ちで会場に向かった。ここまでくると、仲間の存在もあってか緊張は基本的にはあまり感じない。あとは自分の全力を出し切る事にとにかく集中。そして、ここまできた自分を信じて楽しむこと。テスト中は周りに惑わされることなく、とにかく切り替えが大切。できたと信じて(答え合わせは厳禁)あとに引きずらないことが、結果に結びつく。
☆最後に・・・日能研で過ごす中、良い時もあれば悪い時もあるけれど、とにかく、明るくポジティブに過ごすこと!授業中から発表や意見を言い合って、ともに刺激し合える友だちをつくる方が成績も絶対に上がる。受験は個人戦ではなく、団体戦。キミたちなら絶対にできる!!
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