S.S さん (所属:西宮北口駅ビル校)
4年で入塾してから3年間、ぼくは先生たちから数えきれないほど大切なアドバイスをいただいた。入試直前期は、不安になることもあって、一言一言がぼくの心にささった。そして入試当日は、本当にこれらの魔法の言葉が最大の威力を発揮した。先生たちへたくさんのありがとうの気持ちを込めながら、これから受験をする後輩の皆さんにいくつか紹介したいと思う。
①本番は、いつも通りやればいい!
今までの勉強で入試に必要な力はもう充分についている。本番だからといって、力みすぎず、熱くなりすぎず、今まで通りのやり方で冷静にこなしていけばいい。だから、ぼくは入試当日の前日も早寝をするわけでもなく、朝も特別早起きをするわけでもなく、いつもの自分のルーティンを変えなかった。結局、朝型にしないままだったけれど、ぼくのリズム的にはこれでよかったと思っている。
②自分に自信を持って!
本番は予期せぬことが起きることもある。もし自分に解けない問題が出たら、まわりの人も解けないからパニックにならず落ち着いて対応しよう。実際、今年の甲陽の算数は難問が出題されて、後でわかったが平均点もとても低かった。ぼくは先生の言葉を思い出し、算数が終わってからすぐに気持ちを切り替えて次の理科に向き合うようにした。この切り替えが2日間入試という1回戦では終わらない試合を乗り切るために大事なことなのかもしれない。
③取捨選択をする!
本番は100点を取らなくてもいい。取るべき問題と捨て問を見極めてスピーディーに判断しよう。特に甲陽の理科は、その基準を的確に判断する力も必要だと思う。過去問やたくさんの演習を通して養った難易度ABCの感覚を信じて取り組むようにした。他の学校の入試問題でも、落とし穴問題のようなものが出題されたので、うまくかわしながら時間配分も考えて乗り越えるのが大切だと思う。
最後に、受験が終わった今だから、ぼくは先生の言っていた言葉の意味、重要性が身に染みている。そして、これらの言葉とそれにともなって得た経験は、ぼくの今後の人生にもきっと役立つものだと思っている。今までぼくを支えてくれた日能研の先生方、家族、友達、みんなありがとうございました。
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