W.O さん (所属:豊中校)
僕は気持ちの切り替えが下手で、テストで思っていたよりも点が低いとすねていた。すねている時間がまた無駄になって勉強できないという悪循環だった。両親からアドバイスをもらい、祖母の家で宿題をしたり、公民館や自習室で課題をしたりした。すると集中できた。こうやって自分に合った方法を見つけ勉強すればいいと思う。
また、宿題の間違い直しをしっかりやろう。僕は情けないのだが、宿題をすべてしなければ先生に怒られる、だから宿題をしよう、と思っている面が少しあった。しかし、目的は試験に合格することであるから、やみくもに宿題をするのではなく間違ったところを何度も直し、確実に出来るようになればいい。僕は5回直しても出来なかった。間違いは何回でも直そう。宿題が出来なかったら先生に報告しよう。国語は納得した問題を続けて何度もやるのではなく、時間をおいて忘れたころにすればいいと思う。計算マスターは必ずやろう。僕はやっていなかったから達成感を持てなかった。計算ミスが減るし、毎日すれば勉強しない日はなくなる。達成感を持てる。
甲陽学院の理科の過去問では大問1に時間をかけすぎて全体の問題を見られていなかった。大問1は難解な思考力問題なので、解法を何度も学んでいる物理や、化学をしっかりやればいいと思う。特に化学は何回も演習して機械的にできるようにしよう。
入試本番でもそうだったが、試験が終わった後に答えを言ってきて不安にさせたり、「出来た」と言ってくる人がいる。そんな時は耳をふさいで集中しよう。自分は普段の模試でそうやってきたので、試験後に動揺することは少なかった。
一番大切なことは落ち着き、気持ちをコントロールし切り替え、自分に合った勉強方法を探し、間違い直しをし、全てではなくてもいいから出来る問題を確実に増やすことだ。
日能研の授業は楽しかった。授業中にギャグを言ったりツッコんだりしていた。先生たちのおかげで、どの科目も授業内容が理解しやすかった。
最後に、2週間に1回ぐらいの割合で話し合いをし、多大な迷惑をかけてしまったが最後まで支えてくれた家族、池田先生、馬場先生、小澤先生、津川先生、藤春先生、飛龍先生、山室先生、松本先生、竹腰先生、その他お世話になった各校の先生方、受付の方、本当にありがとうございました。
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