田中 里奈 さん (所属:上本町校)
私は、五年生から日能研に入塾し、発展一組からスタートしました。クラスがやっと一つ上がり安堵していたものの算数が大の苦手であることに気づき、当時のクラス担任だった藤本先生に丁寧にご指導いただきました。そのお陰で劇的に成績が向上し、五年生後期ごろには入塾当初と比べて算数偏差値が24高くなっていました。六年生になり、クラスは選抜クラスに上がりました。頼りにしていた藤本先生が上本町校から異動されてしまい動揺していましたが、たくさんの素敵な先生方にサポートしていただいたためハイスピードな授業にも追いつけるようになり、かつ成績を安定させることができました。しかし後期になり志望校別特訓で過去問演習が始まると、第一志望校の算数だけが絶望的に点数が悪かったです。だから後期(特にファイナル期間)は算数の宿題をメインで取り組んでいました。皆さんも、苦手科目を重点的に取り組むと良いと思います。
そして、冬期講習も終わり前受けの愛光中学校の受験日。試験会場に入り試験を始めると、突然の腹痛と頭痛(急激な環境の変化と人の多さに因るもの)に襲われました。一度試験会場を離れて休んでいましたが、その影響で得意科目の試験で二十分のタイムロス。その後も最低最悪の環境の中での試験になりました。けれど、そのお陰で試験では念のため薬を飲んでおくとよいことが分かりました。このように大切なことを教えてくれる前受け校はぜひ受験しておくとよいと思います。
本科授業、そして前日特訓を終え、いよいよ統一入試日。前日は就寝前に必勝手ぬぐい(先生達のメッセージ付き)を眺め、通常よりも早めに寝ました。試験会場では見知った先生に会ったり必勝手ぬぐいを眺めておくことでじんわりと緊張感をほぐし、試験開始数分前も「いつも通りの力を発揮しよう」と心の中で数回つぶやき、精神を落ち着かせていました。実際、第一志望校の試験で簡単そうなのに解き方が分からなかった問題が数問あり落ち込みましたが、気持ちを切り替え集中して次の問題を取り組むことができたため、第一志望校の四天王寺中学校英数Sコースに見事合格することができました。
中学入試は事前の努力でいくらでも結果を変えることができます。皆さんも第一志望校目指して頑張ってください。
そして、最後に。自分を支えてくれた素晴らしい先生方に、深く感謝を!
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