S.H さん (所属:西宮北口本校)

僕の話はあまり参考にならないかもしれない。僕は4年から日能研に通った。しかし、6年11月末の合格判定テストの志望者順位はビリ。国語の偏差値は34。それでも、なぜか僕は受験をあきらめる気持ちはなかった。
6年の9月に学校見学に行った。僕は六甲に入学したいと本当に思った。しかし、なかなか六甲特訓に入られなかった。僕の勉強のモチベーションが家族にほめられるから、六甲特訓に入るに変わった。11月にやっと入れた。
12月に願書を出した。その時に志望理由を書かないといけない。僕はクリスチャンの伯母とうなりながら一生懸命考えた。僕は次のように書いた。
私は貴校の『他者に仕えるリーダー』という教育方針に共感しました。主の祈りに『わたしたちも人をゆるします』とあります。なぜ、私に意地悪をした人も許さないといけないのかと思っています。貴校に通うことで、この答えが見つかると思いました。また、インドに行った従兄から貧困のことを聞きました。私もインド研修に参加して、自分の目で確かめたいと思いました。神様が中心にいる学校生活を送りたいと希望し、志願します。
どれだけ熱い思いがあっても、入学できなければ意味がない。とにかく、国語をどうにかしなければと思った。テストのやり直しは時間をかければできる。戦争中の外国にいる女の子の気持ちも、長考すれば、寄り添える。しかし、長考が許されるのは、将棋だけだ。制限時間以内にできないのが僕の弱点だ。それは分かっていても、国語と向き合いたくないので、好きな科目に逃げていた。
そんな僕にスイッチが入ったのは、1月。大好きな算数の先生が夏期講習の問題を解くように言った。スラスラ解けた。そして、冬期講習の問題も解きたくなった。なぜか理科と国語のやる気スイッチも入った。かなり遅いスタートだ。
受験当日は朝から従兄が「ベストがだせるように」と祈ってくれた。次の日に合格通知を見て嬉しかった。しかし、このままでは中学に入学してから苦労するのは確実だ。塾でついた勉強する習慣を守り、嫌いな国語を好きにしたいと心から思った。
ノートに僕の勉強の分析や励ましを書いてくれた先生方、陰で支えてくれた母、喧嘩しながらもお弁当を作り続けてくれた祖母、本当にありがとうございます。
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