T.U さん (所属:千里中央校)
多くの人がケアレスミスによる失点を経験したことがあると思います。そして、僕もその一人です。日能研のテストでは、「計算ミス」や「約分忘れ」などで分かっている問題を数多く落としてしまい、その度に僕は悔しい気持ちでした。そんな時に特に力を入れるようになったことは、間違い直しです。ミスが際立って多い算数では間違い直しの際に自分が間違えた原因をその都度メモして、ミスのきっかけを明白にしていきました。また、ケアレスミスとは関係ないですが、国語の直しの際には(特に記述)、答えを求めるまでの道筋を、図などを用いて明確にして、解法を頭の中に徹底的に叩き込みました。また、僕が心掛けていた勉強法は、もう一つあります。それは授業で扱わなかった問題も、解く(少なくとも目を通す)ことです。特に算数では、入試本番で見たこともない問題が出題されることが多いですが、その似たような問題を解いたことがあるというだけで大きく解法にたどり着くまでの道が大幅に縮まります。実際に、今年の星光の最後の大問は、6年前期の思考技法の問題と酷似していました。だから最後の大問は、すぐ解法が浮かびました。(途中まで問題条件を見間違えていたが…)とにもかくにも、多くの問題に触れることで、多くの解法パターンを頭に入れて、対応力を高めることが「合格への道」なのです。しかし、科目によっては「授業で扱わなかった問題は解かなくていい」という先生もいらっしゃるので、その時はその先生の考えに従っていいと思います。そして何より、受験本番で最も合否のカギを握るのは、体調です。受験直前期は早寝早起きを徹底して万全の状態で入試に臨み、今までの努力を存分に発揮してください。最後に日頃から受験勉強を支えてくれた方々への感謝を述べます。自分たちに寄り添い、魂をこめて一生懸命指導してくださった先生方、そして何より自分のことを最も近くで見守り、一生懸命支えてくれた家族には心から感謝しています。ありがとうございました。
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