T.O さん (所属:豊中校)
6年生の8月ぐらいから過去問演習が始まって、僕は60点、70点などそこそこの点が取れていた。だが、9月の半ばぐらいから取れる問題が取れなくなる時があった。原因はうっかりミスにあった。
甲陽の算数問題は問題用紙の裏を使って問題を解く。しかし、僕は問題用紙の裏で出した答えを、答えの欄に書くときに写し間違えたり、計算ミスをしていたりした。
実は僕は計算マスターを毎日していなかった。計算を毎日していなかったら計算に慣れないのは当たり前で、公開模試でもうっかりミスをするようになった。両親や津川先生にも計算マスターをするように言われ、その日からやり始めると少しずつうっかりミスが減っていった。計算をした後は必ずもう1回筆算したり、解き終わって3回見直しをしたりした。おかげで甲陽トライアルでは2回1位を取れて、公開模試でも偏差値70代後半、関西1桁順位が取れた。
僕は6年の10月ぐらいから成績が上がり調子だったが、理由は主に2つある。1つは夏期講習テキストの算数と理科を復習していたことだ。一回やって間違えたところをチェックし正解するまでやる。算数は過去問でも似たような問題が出たし、自分はこれだけやっているという自信もついた。おかげで、秋の夏期講習復習抜き打ちテストでも満点を取ることができた。それに、時間があれば夏期テキをやることで常に頭を回転させることができるので、受験生の皆さんにオススメだ。理科は主に生物単元の知識部分を重点的にやると知識の確認ができる。甲陽の理科は知識系が比較的簡単でたくさん出題されるから、知識の復習は必ずやった方がいい。
もう一つ、僕がやっておくべきだと思うものは、算数の過去問予想問題の復習だ。予想問題は甲陽の過去問と同じく難問ぞろいだ。だから復習することで甲陽の問題に慣れて得点力がついた。
僕は直前期まで塾が休みの時も公共の自習室に通い、予想問題復習と夏期テキストの演習を頑張った。そしてどんどん得点がアップしていったので、予想問題復習と夏期テキ復習は絶対やった方がいい。まち直はやらなきゃ落ちるぐらい超大切だ。
僕は結果的に甲陽学院、六甲B、北嶺特待、三田学園特待、明星S特進に受かり全勝した。最後まで支えてくれた両親、池田先生、馬場先生、小澤先生、津川先生、飛龍先生、藤春先生、松本先生、山室先生、竹腰先生、豊中・西北・川西校の先生方、本当にありがとうございました。
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