小林 千紘 さん (所属:加古川校)
わたしは、次の六年生に最後のアドバイスをします。私が一番言いたいことは、「基礎を固めることを重点的に!」と「自分に合った解き方で」です。ではそれぞれの教科のポイントを紹介します。
【算数】
マスターをさぼらずにやり、テキストの知識・技術は必ずできるようにしておきましょう。問題の数字が変わっても算数はパターンがあります。「答えを出す」というよりも「パターンを使った式をたてることができたか」のほうが重要だと私は思います。だから、自分に合ったパターンを見つけ、自分に合ったスタイルで問題を解くようにしましょう。
【国語】
語句のまとめはまじめにやりましょう。論説文の問題を解くときは「筆者の考え」に印をつけましょう。「つまり・すなわち」などは前の文のまとめが書かれています。テストであまりにも時間がない時は、長い長い具体例は読み飛ばして具体例の後の「つまり・すなわち」があればそこを読みましょう。その具体例で筆者が言いたかったことが大体わかります。物語の場合は、情景描写や文中の心情語がヒントになります。
【理科】
覚えることがたくさんありますが、理科のまとめが頭に入っていれば大体カバーできます。理科のまとめは入試前にもやったほうが良いです。理科も算数と同様にパターンがあります。
しかし、算数ほどパターンは多くありません。どれを使うかどうかさえ分かれば解けます。でも難関校や最難関校ではパターンとパターンの組み合わせやまず自分で数字を出さないといけない問題もあるのでそこは覚悟をしておいてください。
これまでのことを徹底するだけでもだいぶ変わると思います。だから、勉強に気が乗らない人はこういう基本から取り組んで基礎をしっかりと叩き込みましょう。
令和8年の受験生の皆さん、自分を信じて頑張ってください。応援しています。
最後に私を支えてくださった加古川校、姫路校の先生方ありがとうございました。
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