先輩からのアドバイス

中学受験・合格体験記

西大和学園中学校

入口翔世 さん (所属:上本町校)

    その他の合格校
    東大寺学園中
    愛光学園中
    清風中

一分間の天国と地獄

僕は3年生から日能研に通っている。
灘クラスからのスタート。式を書くように言われていたが書く習慣がつかず4年生に入った途端通用しなくなってしまった。
担当の先生から注意を受けるが改善することはなく成績は落ちていく一方だった。
そのまま5年生になった。
灘クラスの落ちこぼれくらいの成績になってしまっていた。もうだめだと思っていた先生も多分いたと思うが、ずっと声かけをしてくれていた。
後期のクラス替えでまさかのクラス落ち。この時点でクラスを上がるのはなかなか難しかった。それから最後まで選抜コースとなったのである。
6年生から志望校別特訓も始まった。
僕は「星光西大和東大寺特訓」になった。そこで上本町校では自分は上位のはずだったのに上には上があることをすごく実感した。そこから4、5年生からこのぐらい頑張ればよかったなと思うくらい勉強した。自分の苦手なところにチェックをしてテキストの解き直しをして分析して強化していくことで成績はちょっとずつ上がっていった。
僕の第一志望は東大寺学園中学校だったので偏差値があと4~5ぐらい足らなかった。悩んでいるともう夏期講習がスタートしてしまった。最後に成績が上がるのは今しかないと先生が言ってくれて、より気合が入ったが、思うように成績が上がらなかった。そして、先生にも何度も呼び出され、「このままじゃ星光もぎりぎりになるかもしれない。」と言われたことがかなりきいたし、志望校を変えないといけないまで言われた。はじめは少しムカついたからなんでやねん!!!と思っていたけど、先生の言葉に触発され尻に火がついて勉強した。
そこから成績はぐんぐん伸びた。本当にもっと早ければ、と思っている。
一日目は大阪星光学院と清風中学校、二日目は清風南海中学校と西大和学園を受けた。
大阪星光学院と清風中学校の入試結果が出るので帰ってから見た。
大阪星光学院は落ちてしまっていた。受かっていると思っていたから家族全員余裕な気持ちで見たのに落ちていてしまっていてその日は完全に葬式レベルの静けさで終わった。辛かった。
三日目は大本命だった東大寺学園を受けた。
大阪星光学院に落ちたので気をものすごく引き締めて受けた。
その日は西大和学園と清風南海中学校の結果発表だったため、あまり家には帰りたくなかった。しかも西大和学園は父が行事も多いし、海外にも行けるし、大学の進学率めっちゃ高いしきれいやからめっちゃいいやん!と言っていたため余計にプレッシャーだった。自分も試験会場に貼られているポスターを見て、めっちゃいいやん!と思っていたから余計に見るのが嫌だった。
ここでタイトルにもある一分間の天国と地獄が始まったのである。
仕方なく帰ってからすぐに結果を見た。はじめは清風南海中学校。絶対に受かると思っていた。しかしスーパー特進に落ちていて家族全員硬直した。そこでもう僕はやけくそになってその後親が待って待ってって言うのを聞かずに西大和の合否を見た。するとなんと西大和学園に合格していた!!父は何がなんだかわかっていなくて30秒くらいぽけーっとしていた。僕と母は喜びでいっぱいで抱き合って泣いた。普段泣いているところを見ない父も泣いていた。塾の先生に連絡すると先生も喜んでくれて本当に嬉しかったことを覚えている。父はずっと「これほんまなん?詐欺じゃないよな?」とずっと疑っていたが本当に受かっていた。これが僕の一分間の天国と地獄だった。
その後、東大寺からも合格をもらったけれど縁を感じた西大和に進学することを決めた。これで僕の長い長い受験が終わった。
受験の反省は、もうちょっと早くから真剣に頑張っておけばよかったこと。先生の言う事をもうちょっとちゃんと聞いておけばよかったことです。
だから僕からこれから受験する方に言えることは、先生から言われたことは絶対やっておけ!です。騙されたと思って素直に実行してください。

そして、最後になりましたが、先生方最後まで諦めず声をかけてくださりありがとうございました!!!!

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