豊中校で学ばれた方の体験記

  • がんばってよかった四年間

    寄稿:2024年春
    お名前:M.O
    進学校:四天王寺中学校
    他の合格校:開明中 大谷中(大阪) 岡山中

     私は三年生の時に日能研に入塾しました。その時の私は授業についていくことだけで精一杯でした。特に算数が習っていないことしかなかったので、とても大変でした。でも三年生でがんばったおかげで六年生ではそれが得意になりました。  私の第一志望は四天王寺中学校で、入試当日はとても緊張しました。私は緊張したらおなかが痛くなるので薬を飲んでから“受かってみせるぞ!”という強い気持ちをもって行きました。お守りもきいてくれたのか、あまりおなかが痛くなりませんでした。気持ちで負けずに乗りきれ、結果を見た時にうれしくて泣いてしまいました。  日能研の先生の方々、今まで本当にありがとうございました。
  • 最後の底上げ

    寄稿:2024年春
    お名前:桑畠悠斗
    進学校:甲陽学院中学校
    他の合格校:帝塚山中(スーパー理系S選抜)

    ぼくは、6年生になり、はじめは成績がそこまで悪くありませんでした。しかし、夏期講習前になり、成績がどんどん悪くなり、志望校合格率も低くなり、特訓のクラスも2組から1組へとおちてしまいました。それでもあきらめず、志望校合格に向かってねばり強くがんばりました。すると少しずつ成績が良くなっていきました。しかし、11月の第5回トライアルでC判定をとってしまいました。そこで、気合が入りました。ファイナルや冬期講習で同じ目標に向かってがんばっている友達と一緒にあきらめずに努力することで合格できたと思います。最後までぼくを支えてくれた先生方、ありがとうございました。
  • 落ちつく心

    寄稿:2024年春
    お名前:T.K
    進学校:灘中学校
    他の合格校:東大寺学園中 西大和学園中 北嶺中 開成中

    僕は第一志望校である灘中を、一日目と二日目に受験しました。一日目はとても緊張していて、本当にちゃんとテストを受けられるか不安でしたが、いざテスト開始となると、いつも受けている塾のテストの時の気持ちとあまり変わらず、楽しんで受けることができました。これを経験した後の二日目では、全く緊張せずに受けることができました。 僕は、本番の時に「落ちつく心」を大切にすることによって、自分に自信を持って受験することができると思いました。 「落ちつく心」を培えたのも、これまで塾で受けてきたたくさんのテストや授業での予想問題などの積み重ねだと思います。ここまで支えてくれた多くの先生方と、共に頑張った友達に、とても感謝しています。ありがとうございました。
  • 基本の大切さ

    寄稿:2024年春
    お名前:K.K
    進学校:高槻中学校
    他の合格校:

    自分は5年生の11月からの本科クラスからの始まりとなりました。初めは何もわからなかったけれどもどんどんと成績が上がり、6年生からは本科発展クラスにあがり、夏期講習からは本科選抜クラスに上がることができました。 そして頑張って勉強をしたけれども第1志望校にわずか4点足らずで落ちてしまいました。 そこで自分が伝えたいことはわずか数点が自分の人生を変えてしまうと言うことです。    なので、国語であったら語句、算数であったら計算問題、理科であったら生物名などの取れる所をきちんと重点的にすることが大切だと思います。                   理科が苦手だった自分を成長させてくれた上山先生、青松先生、梨本先生、本当にありがとうございました。
  • 合格体験記

    寄稿:2024年春
    お名前:立石智大
    進学校:三田学園中学校
    他の合格校:関西大学北陽中

    僕は6年生の前期から日能研に入塾しました。 他の子たちは、4年生や5年生から入っている子たちがほとんどで、入試では自分より前から勉強している子たちに勝たなければいけないので、人一倍勉強しなければいけないと思っていました。でも、勉強する習慣が無かった僕には、授業についていくので、精一杯でした。後期に入った頃から、少しずつ勉強が楽しくなり分かる喜びを感じるようになりました。小学校1年から続けているサッカーの強い中学に進学したいと思ったので少し遠いですが、三田学園中学を第一志望にしました。同じ小学校から日能研豊中校に通っている友達が沢山いたので、入試直前までは緊張することなく過ごすことが出来ました。本番ではこれまで感じたことの無い気持ちになり好きな算数の時には頭が真っ白になりましたが、塾の先生に教わった『最後の一分一秒まで大事にする』気持ちでなんとか乗り切ることが出来ました。Sコースに届かなかったのは少しくやしいけれど、志望校に入ることが出来て、すごく嬉しいです。6年の一年間は受験勉強でサッカーを十分に出来なかったので、中学になったら思いっきりボールを蹴りたいと思います。一年間で中学受験をするのは忙しかったけれどもあきらめないで取り組むことが大事だと思います。最後になりましたが、丁寧に教えてくださった塾の先生方に感謝いたします。文武両道で頑張ります。
  • 自分を信じて

    寄稿:2024年春
    お名前:新田 凌也
    進学校:雲雀丘学園中学校
    他の合格校:

     僕は、四年生の前期から日能研に通いました。最初は慣れるのがとても大変でした。五年、六年と上がるにつれてテストの回数が増えて、もう受けるのが嫌だと何度も思いました。でも、ここで諦めたら負けると思ったので、一度もテストを休まず全て受けました。間違えた問題もちゃんと直して、毎日、朝に宿題をする習慣をとり課題をこなしてきました。そうしたら日々の積み重ねで学力も徐々に上がってきて、特訓へ行くことができました。  特訓の授業時間はとても長かったです。ただ、僕は行きたい学校が見つかったので十月に特訓を辞めました。特訓に行ってた時間分、家で勉強して合格へとつなげました。 三年間を振り返ってみれば、辛いこともあったけれど、とても楽しい受験生活を送ることができたと思います。豊中校の先生方、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
  • 合格に向けて!

    寄稿:2024年春
    お名前:A.M
    進学校:雲雀丘学園中学校
    他の合格校:

    私は内部進学で合格するために努力した事は、まず、勉強の仕方を学ぶ事です。 私は最初、勉強の仕方がまったく分からず、親に相談していました。ですがなかなか良い勉強の仕方が見つからずその勉強の仕方を探していくうちに勉強が嫌いになっていきました。ですが、私が最初に始めた勉強法は、出来る、まあまあ出来る、できないの3パターンで印をつけていき、出来る問題は、少しでも時間を無駄にしたくないという気持ちで、最後に余裕があれば復習する程度で勉強を進めていきました。 私が一番勉強が捗った場所は日能研の自習室です。授業終わり、みんなで残ってわからない問題を教えあい、どうしてもわからない問題、授業中に理解できなかった問題は先生に質問して無くしていきました、日能研の先生方はとっても詳しく教えてくださって、質問もしやすかったです。ですが、私は、とても人見知りで先生や初対面の人と話すことがあまり得意ではなく、質問しづらかったりしましたが、先生方は、私の成績を見て、親などに相談し、質問できる時間を作ってくれました。 私のように内部進学で日能研に通っている後輩の皆さんへ、受験の期間はストレスがとても溜まる時です。ですが、勉強をした結果は必ずでます!もし、勉強が嫌になってしまった時は、ストレス発散の方法を自分なりに考えてみましょう! 私のストレス発散方法は友達と会話する事でした!ちょっとした何かでも自分は変われるので皆さん頑張ってください!
  • 自分を信じること

    寄稿:2024年春
    お名前:Y.T
    進学校:立命館中学校
    他の合格校:関西学院中 関西大学中 関西大学北陽中 同志社女子中 武庫川女子大学附属中

     私は受験当日、全然きんちょうしていませんでした。試験の教室では「早く始めようよ」などと思っていました。初日第一志望校の試験が難しくて「ヤバイ」と思ったけれど、今まで自分がやってきたことを信じればいい。「あれだけ難しかったんだから、みんなも間違えているはず」と自分に言い聞かせました。 次の試験からは、そのことは全く考えずにいこうと思っていました。でもずっと「どうしよう、どうしよう」と心の中で思っていました。やっぱり最後は「考えても始まらない」と思い忘れました。 自分を信じることでこそ、次の試験に行ける。そして合格できると分かりました。 それが分かったからこそ、何事にも自信を持って取り組みたいと思っています。
  • 初志貫徹

    寄稿:2024年春
    お名前:I.k
    進学校:大阪星光学院中学校
    他の合格校:雲雀丘学園中 北嶺中

    僕は、5年生の時、東京から引っ越してきてはじめて関西の学校の合同の説明会に行きました。そこで大阪星光学院中学校のブースに行った時、「この学校に行きたい!」と思いました。その時から一月の本番まで第一志望校は大阪星光学院中学校でした。なぜ大阪星光学院中学校に憧れたのかというと、やはり一番の理由は合宿です。この学校は他校と比べて合宿が多く、さらに楽しそうだったからです。夏休みは有意義に過ごしてください。夏休みの過ごし方で秋、冬の成績に大きく影響します。つまり本番にも影響するということです。夏休みに他の受験生よりどれだけ多く勉強するかでスタート位置が変わるからです。また、宿題が終わった時(特に後期)には夏期のテキスト、5年の冬期のテキストを復習するといいです。最後に合格へと導いてくれた多くの先生方、母、父、ありがとうございました。
  • 友達の大切さ

    寄稿:2024年春
    お名前:S.H
    進学校:神戸女学院中学部
    他の合格校:岡山中  雲雀丘学園中  西大和学園中

     私が、日能研での友達が大切だと思う理由2つあります。 一つ目は、入試の時の緊張が和らぐからです。私は、入試への緊張感がほとんど無くて、前日特訓や入試の時も「今の状況を楽しもう」的な気持ちになりましたが、それは友達のおかげだと思います。友達と最後の最後まで騒ぎ続けたから、緊張してる暇などなかったんじゃないかと思います。ですが、これから受験するみなさんは、入試前に騒ぎすぎて日能研の先生方に「落ち着け」と言われることはないように気をつけてください。 二つ目は、勉強を頑張ろうと思えるからです。中学受験の受験勉強をしている期間は長いから、勉強をすることが嫌になることだってたくさんあります。だけど、「友達には会いたいから塾には行こう」と 思えます。あと、自習室に行くと(友達も含め)みんなが頑張っているので、自分もやらないといけない、と考えられるようになれます。  そこに至るまでの道のりは大変ですが、合格すると、とても嬉しいので頑張ってください。
  • 入試期間日記

    寄稿:2024年春
    お名前:吉川博翔
    進学校:西大和学園中学校
    他の合格校:愛光学園中学校 洛南高等学校附属中学校

     僕は前受けを愛光学園中学校にした。今振り返ると本命の灘中学校よりも緊張していたなと感じる。会場である新梅田研修センターに向かうべく、バスに乗り込む。車内にも、知っている顔がいくつかあって、少し安心した。会場の玄関に着くと、先生方が何人かいらっしゃって、「頑張って!」と声をかけていただいた。他塾の生徒もたくさんおり、その波に飲まれながら会場に入った。しかし、実はここでとあるミスを犯していたのだ。  自分の受験する部屋まで行き、席を確認するため名簿で受験番号を探そうとするのだがなかなか見当たらない。ようやく見つけた席に、おずおずと座る。リュックサックを開けて気が付いた。試験前に勉強するため折角持って来た参考書を親に預けたままにしていたのだ。後から聞くところによると、一旦会場を出て受け取ることも可能だったそうだが、この時僕はそれは出来ないと思っていたので、他のことをして緊張を和らげることにした。  まず、文房具を人一倍丁寧に揃えた。必要ないのに鉛筆の先端をきっちりと合わせたりした。周りの人はみんな教科書を読んでいるのに、自分はティッシュを出したりリュックサックを開けたり閉めたりしていたので多分浮いていたと思う。何とかそうやって時間を潰して試験開始時間を迎えた。その瞬間、やっぱり過去問をやっていて良かったと思った。  自分は、入試直前まで、愛光の過去問はやらなくていいだろうと考えていた。だが、親に「絶対やった方がいいよ」と言われ、渋々やると、理科の試験時間は問題に対してとてもカツカツであると気づいた。普段の解くスピードだと間に合わない。なので、入試本番ではそれを踏まえて丁寧かつスピーディーに問題を解いていった。だから理科はおそらく大丈夫だろうと感じていた。やっぱり過去問は大事だと学んだ。それでも合否が少し不安になった理由は算数にある。算数の最後の大問、僕は一番目の問題から全部出来なかった。みんなそんなもんだろうとその時は割り切っていたが、試験が終わった後、いたるところから「算数の最後の大問超簡単やったよな」という声が聞こえてきたのだ。更に、翌日塾に向かう最中にも友達に「あれは簡単すぎ」「えっ、できなかったん?それはやばいやろ」と言われ、絶望したのだった。それでも、数日後に発表された結果は合格。人生初めての「合格」だった。緊張と同じで、他の学校の時よりも、この時が一番嬉しかった。  愛光の受験後、毎日塾に来て自習をすることになった。僕は、たまっていた土曜テスト、ファイナルステップ、ラストステップの直しに充てることにした。今思えば、随分長い間勉強していたので(本科授業より長かったと思う)我ながら頑張ったなと感じている。それでも苦痛に思わなかったのは、渡部先生の様々な気遣いがあったからだと思う。数日後、遂に前日特訓が行われた。  前日特訓では、各教科別段難しい問題をするのではなく基礎の確認などをすることで入試問題に備えた。そして最後に勝ち栗入りマドレーヌをもらった。それをその日の夜食べて、入試に打ち勝てるよう願掛けした。僕たちが合格するために先生方は様々なことをしてくれているなと感謝した。  統一入試日の朝。ぐっすり寝ていたら親に起こされ、うだうだ言いながら起き出すとまだ日も昇っていない時刻。何でこんな時刻に起こしたと問い詰めて初めて今日が入試だということを思い出した。急いでいつも通りの朝ご飯をとった。朝ごはんの量は普段と同じくらいでいいそうだ。電車に乗って入試直前講座の会場である岡本校に向かった。 電車に乗った時はまだ日も昇っておらず、「こんな時刻に電車に乗るなんて初めてだな」と感銘を受けた。しかし、乗っているうちに段々と空が緑色に染まってゆき、気付けば日が昇っていた。この感覚が、結構楽しかった。 岡本校に着くと、計算テストや基礎の復習、頭の活性化を行った。そこからはバスで灘に移動。受験票を手に灘に足を踏み入れた。親と別れたので不安が膨らみ募っていく。幸い、同じ教室に同じ校舎の友達が二人いたので休憩時間は彼らと話して緊張をほぐすことにした。だが、休憩時間に友達と話す内容について塾の先生から注意があった。それは、「決してテストの出来について話さないこと」。他塾の人に利用されてしまう恐れだってあるし、何しろ自分の精神面に影響して、その後のテストにも大きく関わってしまうからだ。そんな訳で友達をからかったりして過ごした。  教室に入った瞬間は一瞬緊張感に包まれた。愛光の試験会場と違って実際の教室なので比べると当然小さい。本命であるという事は勿論だが、教室の大きさも関係していたと思う。しかしそれも、席に着くと段々落ち着いてきた。一番目にある国語は得意分野なので、そこでしっかりと点を稼ごうと気合いを入れた。自分の得手不得手に合わせて合格点に届くように、教科ごとに自分が大体どれくらいの点数をとるか予め決めておくことが重要だ。理科、算数と続き一日目が終わる。一日目は結構自信があったが、理科で全く見たことのない問題が出たのでそこをうまくできたかがポイントだ。この後塾で二日目対策講座があるがその前に腹ごしらえ。  灘のグラウンドで大勢の保護者の中から何とか両親を見つけ出し一安心。たまたま通りがかったタクシーを捕まえて岡本校の最寄りの摂津本山駅まで送ってもらう。そこにあったスーパーイカリでステーキ弁当を買い再び岡本校へ。タクシーを捕まえることが出来たので、僕が一番乗り。早速一人でステーキ弁当を食べ始める。ステーキがやや硬かったのでソースをかけたら柔らかくなるかとソースを全部かけたらそのソースが思いの外辛くて食べるのに苦労した。そうこうしている間にも生徒の数は段々と増えていった。最後の人が食べ終わると二日目対策講座が始まった。二日目対策講座はひたすら二日目の予想問題を演習していく。二日目はあと220点分あり、一日目の結果がどうであれ二日目で十分変わる。一日目が多少良くても二日目が悪ければ意味がないし、一日目が悪くても、二日目が良ければ結果は覆せるのだ。また、二日目は国語と算数だけで、その形式も一日目とは随分異なってくる。一日目の算数よりは二日目の算数の方が得意なのだが本番どうなるかは分からない。それに、一日目は、算数もそれなりの点数を取れているのではないかと感じていた。また、この時に小松原代表か会長のどちらかが(今となっては思い出せない)激励にいらっしゃった。心を奮い立たせ、二日目も頑張ろうと改めて思った。  その後は電車で家に帰ったが、車内でも友達と試験の手応えなどは話さなかった。家では普段通り夕食を食べ、その日は早めに寝た。  翌朝も早く起きた。二日目も直前講座があるので、岡本校へ向かう。そこでも再度二日目の対策が行われる。一日目と同じ流れで灘に向かう。塾の人たちと一緒にバスに乗るという事は無かったので、少しウキウキした気分ではあったが直ぐ試験なのでそんなにぼんやりはしていられない。  もう二日目なのでずいぶん慣れた。教室に入り国語、算数の順に試験を受ける。結果としては、算数二日目は予想を大きく外れて一日目よりも悪そうだ。計算してみると、二日目の算数もそれなりに取れば何とか合格というところだったので、合格は難しいと思われる。  午後は併願の西大和の入試があるので急いで住吉駅から電車に乗り込んで王寺駅まで乗り継ぎつつ向かう。車内で、両親が買ってくれていたおにぎりを幾つかと野菜ジュースを飲んだ。一日目から思っていたが、緊張で食事が喉を通らないという人もいるようだが僕はそういうタイプではないようだ。暫く電車に揺られ、王寺駅に着いた。灘を受験したほとんどの人は、西大和にも来ているだろう。 西大和の玄関口に小松原会長がいらっしゃって、渡部先生と共に労いの言葉をかけて下さった。西大和の教室でも、同じ教室の友達が二人いたし、もう試験も通算四回目なので、緊張はしなかった。だが、灘がダメだった時のことを考えると、第二志望のここには受かっていなければならないと思い、気合いを入れなおした。それよりも、試験が終わる時間を見て、どっと疲れが押し寄せてくるような感覚に陥った。午後からの試験なので仕方がないのだが、終わる時間が18時20分位なのだ。睡眠時間を除けば灘と西大和合計してほぼ一日中試験を受けていることになる。さすがにしんどいだろうと感じて、ほんの少しやる気が出なくなった。頑張らなくては。  西大和も過去問は数回やっているので大体解く方針は決めている。普段通りの力を出せば合格できる。そう言い聞かせて(実際過去問やっていてそうだった)自信をつけて解き進めていった。  試験が終わると父が校庭で待っていてくれた。夕食は母がカレーを作ってくれていた。両親も僕のために頑張ってくれているなと改めて感じた。西大和か灘のどちらかには受かっているだろうと期待をかけていたし、洛南は受かってもあまり行く気が無かったので、三日目の洛南受験はもういいかと考えていた。父もそれでいいのではと言っていたが、母が「もし灘にも西大和にも受かってなかったらどうすんの?愛光の寮に行くの?」という言葉で何とか「受けよう」と気持ちを持っていくことができた。  三日目。やっぱり朝は行く気が起きなくて、うだうだしてしまったが、京都駅に着いた時には、その気持ちも随分落ち着いていた。京都駅から洛南までは結構歩かなければならない。その道中に、日能研の先生方が立っていると聞いた。暫く歩いていると、上山先生と渡部先生に出会った。渡部先生には「洛南はお前の得意な国語を存分に発揮しろ」と言って頂いた。どうやらこれから東大寺の応援に行くところだったらしく、ぎりぎりで間に合って良かったと思った。その後少し歩くと鷹野先生、倉富先生、荒賀先生などがいらっしゃって、母が倉富先生に、僕が洛南をあまり受けたくないと思っていることを話すと、倉富先生は、「あああ、そんなんダメダメ!」とおっしゃった。倉富先生は他にも色々な応援をしてくださって、その話を聞いて、士気が鼓舞された。荒賀先生には、再度僕の国語の点の取り方をどうするか確認をしていただいた。  色々な人に応援されながら行列に並んで洛南に入った。洛南には同じクラスの友達は一人しかいない。殆どの人は三日目併願は東大寺を選択している。奇跡的にその一人の友達と一緒の教室だったが、休み時間に話すことはできなかった。洛南は僕の得意な国語でも見直す時間がない程だったので、スピーディーさが求められた。算数の立体図形は超難問が出る学校として有名だったので心して臨んだ(問題を全て取り切る必要は全く無い)。  僕が洛南の試験を受けている間に西大和の合格発表があるので、僕は試験後両親と合流してから結果を知ることになる。なので、全ての試験が終わった後、心は高鳴っていた。学校から出て両親と合流。西大和は合格と告げられ安堵した。ここ東寺は世界遺産なので、折角だから少し見物することにした。カモたちと戯れた後、京都駅までの道のりで美味しそうな和菓子屋さんがあったので、山菜おこわと和菓子を買って帰った。もし西大和に合格していなかったら四日目の六甲入試対策特訓の為に大急ぎで塾に向かっており、こんな暇はなかったし翌日もその翌日も試験を受けなければならないところだったので、受かっていて本当に良かったと思った。だがもう試験はしなくていいので、明日から小学校に行くことにした。  因みに、クリスマスのプレゼントをサンタクロースに頼むと、「それは入試が終わってから」と書かれてあったので、もう入試も終わったことだし、洛南からの帰り道、空に向かって「サンタさん、プレゼントを下さい!」と叫んで家に着くときちんとプレゼントが届けられていた。  学校に登校した翌日、洛南の併願も合格していたという知らせが入ったが結果西大和に決め、西大和には塾の友達も沢山いることがわかり、中学校生活がとても楽しみになった。
  • 志望校への強い思い

    寄稿:2024年春
    お名前:H.H
    進学校:高槻中学校
    他の合格校:岡山中 明星中 開明中

    僕は第一志望校の高槻中学校に合格することができました。受験直前まで毎日、過去問を準備・採点してくれたお母さん、志望校に足繁く通って情報収集してくれたお父さん、熱心に指導してくださった日能研豊中校と高槻特訓の先生方に感謝しています。 6年生の初めは公開模試の成績が上がらず、中学受験を断念するかどうか、毎日、両親と話し合いました。でも、高槻中学校で勉強したいという強い気持ちから、僕は途中で諦めたくないと思い、受験勉強を続けることができました。 皆さんにお伝えしたいことは3点です。 ・志望校の説明会(や文化祭)にはできるだけ参加してください。僕は高槻中学校の文化祭で化学部の実験を見て、ここで一緒に実験をしてみたいと思うようになりました。 ・公開模試の成績が思うようにいかなくても、間違い直しをしっかりして、次は良い点を取るという気持ちを持って取り組んでください。 ・第一志望校の過去問は過去5年分を各3回は実施して、間違えたところはできるようになるまで取り組んでください。 皆さんも志望校には必ず足を運び、そこで学生生活を送りたい、という強い思いを持って、諦めず、粘り強くチャレンジして、合格を勝ち取ってください。

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詳細なフィードバックで弱点を把握し、
講習修了後も学びの効果が持続します。

疑問を解決!質問もできる!

豊中校の「自習室」では質問対応をするチューターを配置し、授業の前後の時間を利用して質問できるシステムを設けています。
高度な理解を目指した授業を行っていますが、全員が完全に理解できるわけではありません。
授業や家庭での復習で生じた疑問・質問は、次に進む前にしっかり解決します。

質問のしやすさも大事なポイント「チューター」

質問対応を専門に担当する「チューター」の多くは、日能研から中学受験を経験した大学生です。自らの経験を活かしながら、子供たちの質問に的確に対応します。
日能研には、「頼もしい先輩」がいるのです。

日能研豊中校
ロケーション

  1. 地図・開講時間・電話番号

    阪急宝塚線「豊中駅(南口)」徒歩2分
    南口に出て右へ。2階連絡通路を通り、左手の階段を下りて
    「エトレとよなか」沿いに進んでいただくと、右手に豊中校が見えます。

    電話番号:06-6152-1855

    〒560-0026
    大阪府豊中市玉井町1-3-8

    開講学年:
    小3~小6

      受付時間

    • 平 日 14:00~15:30/16:00~20:00
    • 土曜日 13:00~20:00
    • 日曜日 11:00~17:00
    • 休校日のお知らせ

      【休校日】
      12月24日(火) 
      ※関西・広島・岡山の27教室

      冬期講習の受付時間について

      10:00〜18:00
      (12月25日〜1月6日)
      但し
      12月25日 14:00-18:00
      12月31日 10:00-15:30
      1月1日  休校日
      1月2日・3日 12:00-17:00

豊中校
メッセージ

豊中校では、毎年子どもたちが志望校合格という夢に向かって学習に励んでいます。



偏差値だけに捉われない的確な学習アドバイス・進路指導をモットーに灘・甲陽・星光・神戸女学院・四天王寺といったエリア難関校をはじめ、高槻・六甲・金蘭千里・雲雀丘など人気の私立中学、関西学院・関西大学・同志社・立命館などの大学付属中学校の実績も充実。



さらに、国立・公立中高一貫校の適性検査にも対応した学習内容で大阪教育大附属池田中にも合格者を輩出しています。



様々な知識、思考力、記述力、そして学びに対する好奇心を育む中学受験専門教室の体験授業に、ぜひご参加ください。

スタッフ一同、お待ちしています!


入会資格テスト(無料)
日程・お申込みはこちらから!
https://form.nichinoken-kansai.co.jp/entrancetest/

入室説明会(無料)
日程・お申込みはこちらから!
https://form.nichinoken-kansai.co.jp/entrancesession/

よくあるご質問

  • 習い事との両立はできますか?
    はい、多彩なオプションで強度の調節を可能にしています。まずはお気軽にご相談ください。
  • 1週間に何日通うのですか?
    3年生は週1回、4年生は週2回、5年生は週3回、6年生は週4回になります。また、定期的に学力を確認するテストもありますので、詳細は資料請求にてお問い合わせください。
  • 自習や質問はできますか?
    豊中校には無料の「自習室」があります。質問ももちろん可能です。
    また、チューター(主に日能研から中学受験を経験した大学生)に質問をしたり、授業前後に授業担当者に質問が可能です。多くの方にご利用いただいています。
  • 体調不良や行事で授業を欠席した場合はどうなりますか?
    日能研では、メインとなる授業については、動画をweb配信しております。
  • 宿題にはどれくらいの時間がかかりますか?
    平均すると1科目あたり、3年生は30分、4年生は1時間、5年生は1時間15分、6年生でも1時間30分~2時間程が目安です。また、宿題内容と授業内容はリンクしていますので、授業で習っていない内容は原則として宿題となりません。
  • 予習は必要でしょうか?
    予習をしないで授業を受けていただきます。授業中の「知識の広がりに対する感動」を 大切にし、それが「自ら学び進むチカラ」につながると考えています。
  • 日能研の進度は他塾より遅いし内容が簡単と聞きます。大丈夫ですか?
    お子様の成長速度に合った内容で授業を行わなければ、お子様は消化不良を起こしてしまい、その結果苦手意識が芽生えると日能研では考えています。難しいことを先取りしすぎず、「できる」実感を持って勉強していただいております。無理なく無駄なく「量より質」を重視した内容で、各学年に最適の進度となっておりますので、ご安心ください。
  • 日能研の青いカバンは強制ですか?
    強制ではありません。ご入室された方への日能研からのプレゼントです。
    通室時はご自身の好きなカバンで来ていただいてももちろん大丈夫です。実際は8割ほどの方が日能研バックで通室されています。