EO さん (所属:甲子園校)
私が「中学受験を受けたい」と言ったのは3年生の時でした。理由は高校受験が中学受験より科目が多くて面倒くさいからなどという曖昧な理由で、そこから色々な大手塾を見てまわりました。そして日能研の体験授業を受けたとき、先生が今までの中で一番面白くて仲の良い友達が居たので楽しそう!!と思い、日能研の入塾を決めました。
私が日能研に入った当初は4科で受けていて、成績は良好でした。順位も発展クラスの3位などをとっていて有頂天になっていました。その頃の勉強法は母から言われた通りの課題を言われるがままに取り組むというものでした。
成績があやしくなってきたのは勉強法を母から「自分で考えてやりなさい」と言われた5年生の後半でした。理科の点数は毎回2分の1とれるかどうか。算数は3分の1あたりをうろついていました。唯一得意な国語は毎回大体100点以上でだいぶ安定していましたが、このままでは第一志望すら受からないかもしれないととても焦っていました。
そして6年生、「あと1年で成績が安定しないと入学試験の時に全て落ちる可能性もある」と考えるととても怖くなり、授業で先生の話を一言も聞き漏らさないように耳を澄まし、ノートもきっちりとることを心がけました。すると算数は100点を超えられるようになり、理科も成績がだいぶ安定してきました。
そして入試当日、午前中は第一志望でした。直前までテキストを隅から隅まで目を通して全力を尽くしました。
ところが初日の第一志望校のA日程の結果はなんと不合格。初日で不合格です。さすがに焦りました。
もう一つ入試当日に受けた学校は合格発表はまだで、それがまた私を心配にさせました。
そこからが踏ん張りどころ。もうここで崩れたら終わりだと思い、志望校の過去問をもう一度出来るかぎりやり、枕の下に家族や日能研の先生方がかいて下さった応援メッセージの布を敷いて心を落ち着かせました。
そして二日目。どちらも合格圏内に入っているところを受けました。
結果はどちらも合格。
発表で合格と分かった時の気持ちは言葉では言い表せない程に感動しました。
これで今までの努力が報われた!という感動とこれで全落ちでは無い!という嬉しさ・安心でこころが満たされました。
あと残すは第一志望のB日程。私も試験に慣れてきて落ち着いて受けられるようになり、流れが良い方向に来たので私のモチベーションも上がり、B日程はとても落ち着いて受けることが出来ました。
結果は合格。携帯で自分の番号を見つけた時「嗚呼、やっと受かれたんだ」と思い泣きそうになったのを覚えています。その後に母が抱きついてきたのもよく覚えています。
入試を終えた私が今頑張っているみなさんに伝えたいことがあります。
まず入試前日の夜、眠れなくて焦ってはいけません。その焦りが大幅にテストの点数を左右することもあります。
2つ目です。最初に落ちたからといって絶望する必要もありません。もし同じ学校をもう1日受けるのであれば、その学校の過去問をとにかくやりましょう。
プレッシャーに負けないで頑張って下さい。応援してます!!
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