森 彩葉 さん (所属:千里中央校)
私は小学四年生の後半に日能研に入塾しました。入りたては勢いがあり、宿題も授業もテストも全力で取り組んでいました。ですが私の性格上、すぐに飽き嫌になりがちだったので、なかなか取り組まない日もたくさんありました。そして五年生になりしばらくした頃、クラス替えで本科3組から本科2組に落ちてしまいました。私は自分が悪いとわかっているものの、かなりショックを受けました。
そこから自分のペースでお母さんと勉強を頑張り、6年生になるときに本科3組に戻ることができました。『頑張った』と言っても、やりたくない日はやらなかったし、やる時もほんの少しだけテストを見直したり、宿題を進めたりしただけでした。なぜ上がれたのかというと、一つ一つを丁寧に、集中して取り組んだからです。
6年生になってから、自習室にも行くようになりました。私は国算の偏差値は良いのに、社会と理科の偏差値が壊滅的だったので、理科の授業終わりに自習室で、理科の宿題をしてから家に帰っていました。ただ自習室で宿題をするだけなのに、点数がぐんぐん上がって、まさかの理科でトップ賞をもらうこともできた上に、発展1組に上がることもできました。 ですが、発展1組の時間割では授業終わりに自習室で勉強することができなかったので、しばらく自習室に行けていませんでした。するとぐんぐん理科の点数が下がっていき、本科3組に戻りました。このときに自習室の偉大さを感じました。
受験本番までのカウントダウンが始まる頃、私は受験生としての実感が湧いていませんでした。でも過去問は毎日やっていました。塾がない日にも自習室に行くこともありました。実感が湧かなさすぎて不安になることもありました。ですが受験五日前、なぜか緊張しだし、やっと受験生の実感が湧きました。どれだけ実感が湧かなくても、受験の直前には必ず湧くものなので安心してください。
受験本番、緊張はあまりしませんでした。(直前では緊張していたのに)なぜかというと、私が大好きな曲の歌詞にある、『なるようになるさ』という言葉を大切にしていたからです。受験直前は、自分の安心できることをする、言葉を唱えるなどをすると緊張がほぐれると思います。
努力すればするほど合格した時の喜びの大きさが変わるので、自分が合格するときの姿を想像しながら日々の勉強に取り組んでみてください。
[2025年春入試 合格体験記] Copyright(c)2025 NICHINOKEN-KANSAI ALL Rights Reserved.
現在、他の体験記はございません。