R.S さん (所属:芦屋校)
私は受験を通して、間違い直しの大切さを痛感しました。
ずっと女学院特訓の2組にいたけれど、六年生のはじめは理系が良くて、文系はあまり良くないことが多くありました。でも、比較的バランス型だったので一つとても悪い科目があっても、他でカバーできたので大丈夫だと思いました。
いつも宿題に取り組むときは、五年生のときに所属校の先生に言われた「自分への一言メッセージ」を心がけていました。「自分への一言メッセージ」というのは、何が原因で間違えた、何を意識したら解けそうだった、などを授業での先生の発言をもとに自分なりに考えてノートに書き残すものです。
夏休みはほとんど毎日朝から自習室に行き、午後からは授業を受ける、というハードスケジュールの中で友達とがんばっていました。夏休みには、社会のまとめを特に力を入れてやりました。それも、ただひたすら解きまくるのではなく、解いた後に自分がわからなかったり、忘れてしまっていたりしたところを社会のまとめノートに全て書きながらしていました。短文の空欄補充形式だったのでわからないところは短文を書き写しました。そうして、特に苦手な地理も少しずつ覚えていきました。理科のまとめも何周もしました。さらに、国語は意味調べをたくさんしました。漢字や語句のまとめをしていて意味のわからない単語があったら、調べてルーズリーフに書いていきました。算数は、特訓でもらっていた自主課題の範囲を少しずつしました。そのようにして、夏休みは夏期講習の宿題以外にも各科目少しずつは手をつけられるようにがんばりました。
社会は本科の授業も楽しく知識が身に付きやすかったし、特訓の先生からもらったプリントをしっかりしていたので、後期に入ってから成績がとても伸びました。社会が、あまり得点できない科目から得意科目になりました。それでも勉強の手を緩めなかったので得意を維持することができました。でも、実際に過去問を解き始めると理科がすごく悪くて、驚きました。時間配分や知識問題でつまずいてしまうことが続きました。しかし、くじけずに宿題ノートにメモをしながら、宿題に取り組んでいるとはじめよりは点が取れるようになりました。国語も授業ノートに先生の発言で大事そうな事は全てメモをして、家で見直し、間違い直しをして重要なポイントを最後に書き出す、ということを毎週続けていると、後期の後半くらいから成績が上がりました。算数もポイントや反省点を書き出すことで、自分はどういうところをよく間違えるのか、どこを意識すればいいのかがわかりました。なので、やはり全科目授業の振り返り・間違い直しをしっかりすることが大事だと思いました。
勉強をしているときは自分のしたいことができず、疲れても勉強と向き合わなければならない、というとても大変な日々でした。でも、夜寝るのが遅くなると次の日もすぐに眠たくなるので早く寝た方がいいと思います。あと、勉強のやる気が出なくなったら明確な目標を立てるといいです。次のテストでは何の科目の偏差値をあげる、順位をあげる、などといった不可能ではない目標を立てることで少しモチベーションが上がると思います。また、どうしてもすぐに勉強以外のことに気が向いてしまうことがあれば、自分で自分に制限をかけると効果的です。私は、六年夏くらいから音楽を制限していました。それまでは聴きすぎて頭に回ってしまい集中できなかったので、何か対策しなければと思い制限していました。色々なところに音楽があふれているので大変でしたが、集中できることが増えたので効果はありました。
とても大変なことは多くあると思いますが、志望校に合格したいという思いが何より力になります!無事に合格したときはとても達成感を感じ嬉しい気持ちになれるので、その時を思って頑張ってください!!
そして、今まで教えてくださった先生方、ありがとうございました!!
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