T.S さん (所属:堺東校)
僕が塾に通い始めたのは小学校3年生の時です。きっかけは兄が中学受験をして楽しそうに通学している姿を見て、僕も同じような中学生になりたいと思ったからです。
通い始めた頃は、たくさん勉強しなくても授業についていくことが出来、テストでも良い点数を取れていました。仲の良い友達も出来、塾に通うことがとても楽しいと思えるようになりました。しかし、5年生になった頃、忘れることが出来ない事件が起こりました。なんと、通っていた教室で最下位をとってしまったのです。この時、このままではいけない、ということを思い知らされました。
そこで何をしなければいけないのか、について考えました。まずは授業中のノートをきれいに書くようにしました。これをするだけで成績はずいぶん上がったのを覚えています。また、それまでおろそかにしていた計算マスターや漢字を計画的に進めることを心がけました。結果的にこの時の気持ちの切り替えが、入試直前まで諦めずに勉強をすることに繋がったと思います。
また、僕は勉強だけでなく、しっかり遊ぶことも大切にしていました。具体的には入試前日でもゲームをしていたのを覚えています。大切なことはメリハリを付けることだと思います。勉強するときは勉強を、遊ぶ時は遊ぶ。これが、4年間の長い入試という戦いを続けられる秘策でした。
入試直前には最後の追い込みにかかりました。これまで計画的に勉強に取り組んできましたが、最後まで社会が苦手でした。そこで、社会は基本的な問題は解けるようにしながら、得意な理科で高得点が取れるように過去問を一生懸命解きました。もちろん、その時でもリフレッシュのためのゲームは欠かしませんでした。
自分1人の力では志望校に合格することは出来なかったと思います。僕が合格できたのは、応援してくれた家族や、自分の力、ゲームがあったからです。
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