西川 敦朗 さん (所属:烏丸校)
僕は、4年生のときに日能研に入塾しました。入塾テストを受ける前は、「1番上のクラスに入るのなんか余裕だぜ」みたいな感じだった。けれど現実は違った。志望校には程遠いクラスに入った。絶望した。4年生の時は、まだみんながあんまり熱が入っている感じではなかった。だから、結局は2番目のクラスには辿り着けた。「このまま6年生までキープすれば、まあ第一志望校には受かるだろ。」そう思って油断した。そこでだ、宿題はあまり真面目にせず、間違えた問題には、何も手を付けず。そういうふうにしていた。そうしたら、ついに親に「やる気無いなら、受験なんて辞めろ!」そういわれた。その度に、自分はどうしてこんなにも、心が弱いんだろう。なんで怠けてしまうんだろう。そう思った。でも自分は、一向に変わろうとしなかった。けれど、6年生の前期で、急にやる気に芽生えた。おそらく志望校別特訓の成果だろう。最初の頃は、苦手な国語は偏差値が40台になることもあった。そして、理科も社会も第一志望校には程遠い偏差値だった。時には挫けそうになった。けれどその度に、自分の「落ちる」姿を想像した。自分はこうはなりたく無い!その一心で日々の勉強に励んでいた。授業では、なるべく集中をしていた。けれど、どうしてもうるさい友達がいたり、自分とはあまり相性が合わない先生はいると思う。そこで僕は、あいつには、絶対に負けないぞと思い、そして、あの人をギャフンと言わせてやると考えるようになった。そうしたら後期の最後らへんは、前期と比べて、国語は、20近くあがりました。社会と理科も、10は上がりました。これは衝撃でした。でも、公開模試とかでは、いい偏差値をとれているのに、過去問はあまり良い成績を取れませんでした。それを改善するために、必死に先生の授業を聞いて、問題にチャレンジして、できなかった問題を積極的に取り組むようになりました。これで、冬までに身につけなければいけないことはほとんどできました。本当にこれは自分との戦いです。できないのは、自分の性格だからしょうがないよと、いつまでたってもそんな姿勢では、ダメです。自分を変えようとするんです。この戦いは、塾での仲間、塾の先生方や受付の方、そして、家族がいるからこそ成り立っていると思います。最後に、入試前日までの過ごし方です。これはシンプル。志望校で、出る問題で、間違えたところをなくすことです。これにより、入試本番でも、この自信のお陰で、だいぶ緊張は和らぎます。でも、荷物を忘れたり、受験票を忘れたりすると、緊張します。なので、忘れ物は、絶対にしないでください。本番でぼくは、わかっている問題を間違えて消してしまい、直そうとしたら、終わりのチャイムがなりました。一瞬の判断で自分の人生は大きく変わるかもしれないんだと知りました。自分が情けなく、そして、悔やみました。けれど、合格できたので本当に安心しました。今まで支えてくださった方々、本当にありがとうございました。
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