K.Y さん (所属:西宮北口駅ビル校)
僕は第一志望の灘中に落ちてしまいました。悔やまれることは二日目の国語で手ごたえ通りの点数が取れていなかったことです。もともと算数が得意で国語は苦手科目だったのですが、国語の先生方のおかげで灘中の過去問や予想問題の得点がだんだんのびて「二日目の国語で他の科目のミスをカバーできる」と思うようになっていきました。しかし、先ほど書いた通り二日目の国語が足を引っ張るような結果になってしまいました。ここで僕が言いたいことは、『本番では何があるか分からない』ということです。だから、入試1ヶ月前までゲームをしていた自分が言っていいのか分かりませんが、どんな結果であろうと後悔が残らないためにも六年の夏休み以降は何よりも勉強を優先した方がいいと思います。
灘中入試では一日目を受けたあと、一人一人に先生との面談があります。僕は理科の上山先生が面談してくれました。一日目が終わってからの落ち着かない気持ちや不安な気持ちを聞いてもらって、アドバイスをもらいすごく勇気づけられました。その時に言ってもらった中で僕が最も大切だと思ったことは、「二日間入試の学校を受けるのであれば一日目が終わった後にその日の結果がどうであったか考えても何も状況は変わらないので一度気持ちをリセットして二日目に向けての準備を進めてください。」というものです。一日目で失敗したと思ってもすぐに気持ちを切り替えて二日目に臨めば取り返せる可能性が高まるが、一日目で失敗して気落ちすると二日目で取り返すことが困難になってしまうので、二日間入試に限らず試験を受け終わったら次の試験にむけて気持ちをリセットするようにしてください。でも、第一志望の学校の試験の後でそれを実際にするのはとても困難です。実はこれほど上から目線に語っている僕も努力はしましたが全くできませんでした。そういったときには、先生に相談したり家族に励ましてもらったりするのが良いと思います。
あと、体調について話しておこうと思います。僕は、入試一週間前から入試前日まで体調を崩してしまいました。僕の場合、入試前日には回復していたので不幸中の幸いといった感じだったのですが、万が一入試当日に体調を崩してしまうと満足のいく結果が得られるか分からないし、精神的にも不安定になってしまいます。だから、日頃の手洗いうがいを怠らず、入試直前期にはマスクをつけて行動するようにしてください。これで僕からのアドバイスは終わります。
灘中入試のことを色々と書きましたが、第二志望であった東大寺へ進学することに何の迷いもありませんでした。部活はサッカー部に入って学校生活を思い切り楽しむつもりです。(勉強もがんばります。)
これまで支えてくれた先生方、本当にありがとうございました。灘特進で出会った仲間達はみんな個性的で面白いのでこれからも友達でいたいです。みんなありがとう。そして、これから受験に臨むみなさんは最後まで自分を信じ志望校合格を成し遂げてください。
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