Y.E さん (所属:天王寺校)
ぼくは大阪星光学院を目指して4年生で日能研に入塾しました。3科目で受験しています。小学校は公立小学校です。
4年生、5年生の時は友達がいたし、先生の授業が本当に面白く、また、宿題も特別多いわけでもなく、土日も遊びながら、楽しく日能研に通っていました。4年生、5年生で学んだのは、中部先生から算数で理由を理解することの大切さと、海野先生から学んだ理科の現実味(≒面白さ)です。特に算数の理由はそれからずっと大切にしていきました。ちなみに、4年生は本科2組(入塾した当時は本科1組)、5年生は発展コースで受講しています。
6年生になると志望校別特訓が始まります。星光西大和東大寺特訓(以下星西東)そして、本科選抜コースに入ります。
6年生になって木塚先生と出会い、国語の印象が格段に変化しました。今までは特に何も意識せず、傍線部について考えていました。でも、木塚先生に出会ってから設問を特に意識するようになり、根拠まとめをするようになってからは論理的な思考ができるようになりました。はじめは評価Cなどでしたが、後半にはほとんどAをもらえるようになりました。木塚先生は矢印等を用いて図をかくように解説してくれるのでどの部分からどういうことがわかるのかということが明確にわかります。そのこともあり、論理的な思考が得意になりました。
算数は藤本先生が教えてくれました。藤本先生はとにかくわかりやすい解法を教えてくれます。自分は時間がかからないことよりも、自分が解きやすい解法のほうが好きなのでとてもありがたいです。自分は前述したとおり理由を理解しようとするので、すっきりできないような問題がたくさん出てきます。そんなときも、藤本先生はいつも質問を聞いてくれます。授業が終わった後もいつまでも質問にこたえてくれました 。藤本先生はその問題はまず出てこないからやらなくていいということも言ってくれたので楽になった場面(例えば、公開模試・育成テスト・入試実践模試の中でも特に難しい問題の直しはしなくてもいいとMYNICHINOKENのメールで教えてくれました。その他、クラス別で直しをする問題を決めてくれます。)がたくさんあります。
理科は小澤先生が教えてくれました。小澤先生は理科で覚えなければいけないところを語呂合わせや、印象に残る言い方で言ってくれます。自分は覚えるのが嫌い(≒苦手)なのでとてもありがたいです。合言葉は「明るく楽しく元気よく明日も笑顔で」と言っていて、塾でも楽しむことが出来ましたし、「元気よく」というので、体調を崩した時には、ゆっくり休もうという考えにもなりました。
ぼくが1番大変だったのが夏期講習です。大変である点は大きく、1日の授業時間がとても長い・期間が長い・宿題も出る、この3点であると思っています。家で休憩する時間がなかったし、自分は夏期講習中に感染症に2度(マイコプラズマ肺炎と溶連菌)感染したので余計につらかったです。夏期講習が終わってすぐの本科授業は楽だと感じるほどです。
1度目の過去問演習は、国語と理科は合格者平均に達していたのですが、算数だけは受験者平均にも達していませんでした。だからこそ算数の直しを特に頑張りました。1月になると小学校を休んで大阪星光学院の過去問ばかり解いていました。2度目になると算数の点数が一気に上がり、満点(120点)をとれる時も出てきたほどです。
入試当日です。愛光中学校に合格していたのもあり、まあ受かるっしょ!と自信を持っていました。国語の試験を受けます。時間配分もいい感じでいつも通りの、大阪星光学院らしい問題でした。算数の試験問題が配られます。まず透かして問題をみます。大問5が立体図形の問題だということがわかりました。大問1はいつも通りの感じでした。大問2は平面図形の、3平方(ピタゴラス)の定理の問題でした。最後(小問3)はわかりませんでしたが、まぁ大丈夫、という感じでした。大問3は点の移動で、点の移動の問題自体は想定内でしたが、わからない問題だったので、大問4に移りました。大問4は数論でした。想定外の、東大寺学園の過去問でやったことのある数論で、全然解法がわからず、地道に書き出しました。おそらくあっていないです。小問2の記述で1点か2点は加点してもらえるとは思っていました。大問5は捨て問でした。小問1をなんとなくでといて、あとは勘で書きました。大問3に戻ります。何とか問題文の言っていることを理解し、小問2まで解き終えました。小問3は勘で書きました。大問1の最後もわからなかったし、大問4、5に関しては壊滅状態で4割いかないかといったところです。理科は心を切り替えて、少し問題文が長く、違和感がありましたが、大問1の地学を理解し、解き終えることが出来ました。ああ、ちょっっ、もう、えぐい、やばいという感じで受験会場から出てきました。算数が不安で不安で終わった後に泣いていました。午後の明星中学校の受験会場で塾の友達と会い、大阪星光学院の算数むずくなかった?という感じで話せて少し余裕が出来ました。明星中学校の入試が終わった後には藤本先生が電話をくれて、あの問題はできなくていい。それだけできていたら大丈夫だ。と言ってもらえて自信を持つことが出来ました。結果、合格出来ていて、とても嬉しい気持ちになり、今まで頑張ってきてよかったぁと思うことが出来ました。
今、合格体験記を書いていますが、受験が終わって小学校の友達と遊ぶことが出来ているし、とっても幸せな気分です。受験の時は後のことなんて想像もできませんでしたが、受験が終わって楽しんでいるのを目標にして頑張っていたこともあり、今、とっても幸せです。
中学受験は大変ですが、その分の成果が出ます。ちちなみにぼくは中学受験をしたことを後悔したことはありません。最後までやりきるという強い気持ちを持つことが大切だと思います。
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