T.O さん (所属:堺東校)
僕は5年生になる前に日能研に入り、他の人よりスタートが遅れた中学受験生活でした。最初は、学校では習ったことがない内容についていくのが必死で、テストの成績も悪く、得意なこともありませんでした。しかし、塾が楽しくなった理由は「友達」の存在です。
5年生の春期講習で気軽に話しかけてくれる子がいて、すぐに仲良くなりました。そして11月に発展クラスに上がり、勉強も難しくなってきましたが、発展クラスでも友達ができ、共に受験に向けて頑張る友達の存在は、心の支えとなりました。
僕がやっておけば良かったと思うことは
1.理まとのテスト対策
2.計算マスター
です。
理まとテストは合格点を取らないと再テストとなり、僕も時々、再テストを受けていました。特に難しく感じた分野は「人体」についてです。これは、細かいところまで聞かれるので、苦労しました。
マスターは夏期、冬期のマスターは他のマスターに比べて難しくなっているので、やっておいたほうがいいです。僕の母は、
「マスターは、毎日やる筋トレみたいなもの!やったら力になるし、やらない日が続くとすぐに力は落ちる」
とよく言っていました。毎朝、朝食前にマスターの時間を取ってやりました。
僕は面倒なことが嫌いですが、マスターをやっていないと一気に計算力が落ちたのを感じ、マスターをやり続ける大切さを実感し、取り組んでいました。また受験直前まで、先生方に言われたのが、「解答が出るまでの式を丁寧に書くこと!」と言われ、日ごろから答えが分かっていても、式を丁寧に書いていないことを後悔しました。このことを身に着けるまでに時間がかかったので、式を書くことを面倒にしてはいけないと感じました。
6年生の夏期講習時や入試が近づいた2か月前には過去問を解くのに、塾の授業がない日も自習室を活用しました。自習室で勉強することで、家ではTVがあったり、弟がいて勉強に集中できなかったので、自習室での勉強は濃い時間となりました。自習室にはチューターの先生や先生方がいらっしゃって、質問がしやすかったです。
僕は、入試まで一か月を切ったときにインフルエンザにかかってしまい、冬期講習の半分は自宅でZOOM講習を受けていました。入試の時期にかからなくて良かったのかもと思うのと同時に予防接種もしたのにどうして?と熱が上がった中で悔しさも感じました。しかし、今日のZOOM講習はどこの教室からだろう?と段々と楽しみに感じたことも思い出になっています。
僕が合格した学校は、二次試験に家庭科、美術の内容や体育の実技試験もあります。二次試験の前夜、つまり中学受験最後の勉強はじゅうたんの上で、体育の実技試験にある前転や後転の練習をしていたことが思い出に残っています。日能研で二次試験対策もあって、内容を知ったうえで取り組むことができて良かったです。
僕は最終的に第一志望校に合格しましたが、繰り上げ合格でした。たまたま、弟が体調不良で母が仕事を休んでいた時に繰り上げ合格の電話が来ました。タイミングもあって、奇跡だと感じましたが、頑張ったからこそ、奇跡を掴むこともあるんだと思います。
日能研堺東校の鎌田先生を始めとした先生方、また日特で算数を見てくれた天王寺校の藤本先生、作文を見てくれた犬田先生、本当に有難うございました。
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