S.A さん (所属:西宮北口本校)
私は、小学校低学年の頃から、手帳を持っていました。低学年の頃は、勉強はあまりしなかったので、1日の流れを毎日書いていました。しかし、高学年になり、中学受験をするので、勉強の内容などの詳しいこともそこに書いていきました。私は手帳に予定を書く事は、小学校低学年から習慣になっていたため、あまり今まで気にしていませんでしたが、予定を立て、それを書く事はとても大切なことだと、今になってとてもわかりました。予定を立てる、という事は、ただ書くだけではなく、その後どうなのかなどで次につなげていくまでのことだと思います。それが、6年生でのことで、とても実感しました。
私は6年の頃、理科と、算数の「場合の数」と言う分野に苦戦していました。特に理科に苦戦していて、テストではあまり点数が取れていませんでした。そんな時、最後の懇談があり、私も参加させてもらい、先生にアドバイスを貰いました。それは「理科のまとめ」(6年生になったら配られる教材です。)をやることでした。私は先生のアドバイスを参考に、理科のまとめをやり始めました。しかし、あまり成績は変わりませんでした。父と話し合った結果、やり方を工夫することが大切だと思い、父に手伝ってもらいながら、理科のまとめの予定表を作りました。できたら丸をする、間違えたところは次の日やる、全部で3周やる、ということを決め、⚪︎×の欄も作りました。父や母もとても手伝ってくれました。算数も、苦手な分野の、夏期講習で配られたテキストの中の問題を解くことを、毎日のルーティーンとし、これも予定表を作りました。毎日目のつく冷蔵庫に貼り、毎日続けました。すると、どんどん苦手だった分野がなくなっていきます。受験当日、私はその2つの予定表を持っていきました。今までがんばってきた証が、自分の1番の味方だと思ったからです。合格することを目的とせず、やり切ることを目標としてがんばりました。結果、私は受けた学校全て受かっていました。満足して終えることができたと感じています。
私が言いたいのは、予定を立て、努力した事は報われるということです。予定を立てて、その結果を書いたものは次につなげることができます。やったのかやってないのかがあやふやなものやわからない事は、それでおしまいになってしまいます。予定を立てることは、今日を、未来に繋げることです。自分の自信となるような予定を、毎日立ててみてください。皆さんが、満足して終えられる受験ができることを、心から祈っています。
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