林 亮佑 さん (所属:岡本校)
まずはお世話になった日能研の先生方、共に高めあう事ができた友人達、僕を信じて応援してくれた両親に感謝致します。本当にありがとうございました。
第一志望校の六甲学院中学校の合格できたこと、さらに入学式の新入生代表の挨拶をさせて頂く事になったのは、僕1人では成し得なかったと思います。
僕は日能研に3年生から通っていましたが、6年後期になるまで宿題に真面目に取り組まず、提出しなかったり、答えを写している問題児でした。
選抜クラスでそれなりに順位もよく1、2列目にいつもいたので、
「宿題をしなくても自分なら受かる。」と勝手に思っていました。
6年生に入ると周りの人たちが凄く勉強するようになって、自習室に行く人も多くなりましたが、僕は家であまり勉強したくなかったので、授業を真面目に聞くことで、その場凌ぎをしていました。
ですが後期に入ってから問題が起きました。僕は選抜クラスから六甲学院中学校を目指すために、発展クラスに戻りました。最初は選抜クラスの方が上のクラスだし、余裕で1列目に入れると思っていました。
でも現実はそんなに甘くなくて、最初から2列目スタートでした。
一列目には5年生の時は後ろの方にいた人がいて、2列目や3列目にも2組から上がってきた人がいました。そこで僕はやっと危機感を覚えました。「前期の間にみんな凄く頑張っていたんだ。ここに努力をしてこなかった自分の居場所はあるのか。」と。
そこから僕は宿題と真剣に向き合いました。クラス内の順位はあまり変わらなかったけれど、自分の中で達成感を覚えました。みんなから引き離されない為にも宿題は大事なものだと思います。
僕が宿題は大事だと思う理由は、もう一つあります。先程僕は6年後期から宿題を真面目にやったと言いましたが、それでやってこなかった6年前期までの差が埋まるわけではありません。実際僕は最後まで自信がなかった算数の問題がありましたし、理科の電流の単元もちゃんと理解できずにいました。その状態で受験に挑んだので、受験前日・終わってからの合格発表までの時間、「自分はあまり努力してこなかったんだ。みんな努力していたのだから僕は受かっていないのではないか。」と、とても後悔しました。
結果こそは良かったものの、あの地獄のような辛さは一生忘れないでしょう。
宿題は自分の知識・基礎力とをつけ、苦手な問題も克服するのはもちろん、自分の自信にもつながるものなので、本当に真面目にやった方が良いと思います。
せっかく日能研に通い、素晴らしい環境に恵まれているみなさんには、宿題を真面目に
取り組み、頑張って貰いたいです。
受験生の皆さん、これから受験生になる皆さん、心より応援申し上げます。
頑張ってください!
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