Y.S さん (所属:広島本部校)
私が中学受験までに取り組んで良かったと思うことは三つあります。
一つ目は、夏期講習(天王山)を全力で頑張ったことです。
まず、家ではダラダラしそうなので、毎日朝から自習室を利用し、分からないところを質問させていただきました。
それから、夏休みに朝からしっかりと勉強に集中できるように始めたことがあります。それは、ラジオ体操です。自宅近くの公園では一年中、毎朝6時半に地域の方がラジオ体操をしています。私は生活のリズムを崩さないように、小学校が決めたラジオ体操の日以外にも、毎日のルーティーンとしてラジオ体操をすることにしました。最初のうちは大変でしたが、毎日決まった時間に勉強を始めることができたことが成果につながったのだと思います。(ラジオ体操は夏休み中だけと思っていましたが、結果的には受験までずっと継続することになりました。)
二つ目は、第一志望校の過去問の対策をしっかりと行ったことです。
過去問(特に算数)を解いて見直しをした後は、塾に行くたびに分からない問題を先生に質問し、家に帰ったら先生に教えてもらった解き方をお父さんに説明しながら解き直し、理解不足で説明できなかった時には、また先生に教えてもらい、自分で説明できるようになるまで練習しました。
三つ目は、過去問の傾向と対策を行うことです。
これはお父さんに協力してもらいました。
第一志望校の過去問を11年分買ってもらい、出題されている問題を分野毎に一覧表にしてもらいました。それから、過去に出題されているけどそれっきりという問題と2~3年に一度や連続で出題されている問題に分けて、よく出題される問題だけど苦手だというものは、塾のテキストから似た問題を見つけて練習しました。そこで、調子よく理解できた時には、もう一歩踏み込んで、同じような難易度だけどパターンが違う問題をやるようにしました。「本番ではこっちのパターンが出るかもしれないなぁ」と思いながら練習を重ねていきました。
これは受験が終わってから気が付いたことですが、過去問をたくさん練習したことで、本番前に「今年はどんなパターンの問題が出るのだろうか」とワクワクしたような気がします。そのおかげで出された問題に飛びつくことなく、冷静に解くことができたのかもしれません。
私は、これら三つのことをすることによって、少しずつ実力をつけることができ、入試本番に良い緊張感を持って臨めたのだと思います。
[2025年春入試 合格体験記] Copyright(c)2025 NICHINOKEN-KANSAI ALL Rights Reserved.