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夏の過ごし方で
どう変わる!?

日能研でたくさんの小学生が
”夏伸び”を実感しています!

じっくり腰をすえて勉強に取り組める夏休み。
これまで学んできた知識を整理し、
弱点を補強する絶好の機会です。
夏期講習で成績を伸ばした先輩たちが
どのように取り組んできたのか、
教室長のコメントと共にご紹介します。

Case.1

日能研卒業生Aさん
(六甲学院中学校進学)

グラフは、Aさんの志望校合格にいたるまでの
1年間の国語・算数2科目の成績推移です。

夏のがんばりで、9月以降は1ランク上の
実力が発揮できるようになった様子が
データからもうかがえます。

※偏差値は「日能研全国模試」のものです。

恥ずかしがり屋のAさんは、算数の質問の声もとても小さかったのですが、入試前日には「絶対合格してくる。」と言い切るほどの自信を身につけてくれました。夏期講習では、先生も友達も、誰が見ても納得するほどのひたむきな努力を重ねていた姿が印象的でした。納得いかない問題にじっくり取り組む時間がある夏期講習だからこそ、「ふに落ちるまで考えるクセ」を実践できたことが大きな伸びにつながったと思います。

(教室長談)

Case.2

日能研卒業生Bさん
(灘中学校進学)

自由闊達な校風を持つ灘中に、
強い憧れを持っていたBさん。

授業を受け持った先生は、
「物事の本質を自分の頭でしっかり考える姿勢を
貫き通せたことが、
6年時に大きく学力を
伸ばしてくれたことにつながったのだと思います。」
と語ります。

国語の授業では、模範解答と自分の書いた答案との違いに納得がいかないときは彼自身が考えた筋道を話してくれ、なぜこの考え方では駄目なのかという質問をよくしてくれたことが印象に残っています。受け身にならない授業の受け方ができていたことが、合格に結びついたと言えるでしょう。

(教室長談)

これまで多くの先輩たちが、
ここで成績を大きく伸ばしています。
ただし大切なのは、
「どれだけ解いたかではなく、
どれだけ考えたか」ということ。

一つひとつの問題に対して、
自分の頭で考えぬくことが
成績アップの秘訣なのです。

日能研は、子どもたちの
思考力・表現力を育む授業と
多様性に寄り添った学びで、
一人ひとりのチャレンジを
サポートします!

一緒に「夏伸び」
目指しましょう!

夏期講習
をお考えの皆様へ

夏期講習を考えているけれど、
そもそも日能研の受験指導って
どうなんだろう・・・

と思っている
小学2~6年生の保護者様へ

ガツガツしていない塾 と思われている
日能研ですが
実は学習指導
“満足度”高い
って知っていましたか?

ガツガツしていないあるある

これらは、ネットで日能研を検索するとよく目にする口コミの一例です。

そんなことから、これから難関中学を目指す生徒の保護者様からは「もっと難しい教材をさせたほうがいいのでは?」「このまま日能研に通わせて合格できる?」と思われることが少なくありません。

でも、実は日能研(関西・広島・岡山)の受験指導の「満足度」は高いって知っていましたか?

日能研
満足度アンケート

このように、日能研(関西・広島・岡山)の卒塾生保護者様からの満足したとのお声を沢山いただいております。

いったい、なぜ満足度が高いのでしょうか?もちろん、それには理由があります。

なぜ、日能研は
ガツガツしていない
塾なのに
満足度が高いのか?

日能研は中学受験のみを専門とする小学生のための中学受験塾です。全国に160教室を展開しており、約3万人の生徒が通う日能研は、中学受験においては最大手の塾です。

日能研はどうしても「中堅に強い塾」のイメージがありますが、最も多い中堅層の生徒への指導実績があるからこそ、生徒を無理なく引き上げ、ワンランク上の学校に合格させる指導力とシステムを持っていると言えるのです。

受験指導の満足度が高い
理由1

じっくりと、でも着実に学力を
伸ばす学習プログラム

「日能研はカリキュラムの進行が遅い」と言われることがありますが、日能研では中学受験から逆算して6年生の前期に完了するようにカリキュラムを組み立てています。ですから、心配する必要はまったくありません。逆にそれくらい時間をかけて基礎を固めることが大切だと考えています。

基礎力、思考力、表現力をじっくり育てていくカリキュラム

「四角い頭を丸くする」ことが日能研のモットーです。単に問題を解くテクニックを急いで詰め込むのではなく、問題にじっくり取り組んで、考える力を養うことが、本当の意味での学力習得に繋がるだけでなく、難関校合格に近づく方法だと考えています。

出会う→楽しむ→広げる→深める→鍛える

日能研では、何度も学び直す機会を持たせながら、らせん階段のように学習のレベルを上げていく「らせん型学習プログラム」や、出会う→楽しむ→広げる→深める→(合格力を)鍛えるといった「ステージ制」によって、ゆっくりと、子どもたちの成長に合わせて、着実に志望校合格に向けたホンモノの学力を身につけさせます。

受験指導の満足度が高い
理由2

自ら学び進む力を育む
「予習不要の授業」

「日能研は宿題が少ない」と言われる理由の一つに「予習がない」ことがあります。なぜ、予習が不要なのか?

それは、予習で得た表面的な知識は、授業の度に繰り返される「知識の広がりに対する感動」を損なってしまうからです。

予習ありだとすでに知ってる知識だから深める意識が高まらない、予習なしだと初見の鮮度が高いから感動が生まれて定着しやすい
授業の様子

日能研では、予習不要の授業によって子どもたちの中に「学びへの動機」を深く根付かせます。やがてはそれが「自ら学び進む力」や「自ら志望校を目指す力」となって生徒たちに表れます。ですから、日能研の宿題は授業でやった問題を定着させることを最優先しています。

授業で身につけた解法を使って宿題に取り組めるので、習っていない問題を何時間もかけて解かなければならないということも起こりません。

受験指導の満足度が高い
理由3

一人ひとりに合わせた
丁寧な指導とサポート

当然のことですが、子どもは一人ひとり個性も違えば、学習の習熟度も、得意・不得意科目も違います。

それらを無視して、高度な問題をスパルタ式に詰め込んでも、成績が上がらないどころか、授業についていけなくなって自信を喪失してしまう場合もあります。

スパルタ式は自信喪失につながるから、学習状況、生徒の性格、家庭環境などを考慮して、生徒にの寄り添った指導を行います

日能研では全てのクラスに担任を配置。子どもたち一人ひとりの学習状況や性格、さらには家庭環境までも把握した上で、各教科の専任講師と連携しながら、一人ひとりに合った勉強法や学習の進め方で丁寧に指導します。

また、校舎常駐のスタッフが授業担当者を兼任していることが多いため、より身近な立場で、的確に対応することができます。

自習室にはチューターが常駐しているから分からないことはその日に解決できる!

さらに、自習室には質問に答えてくれるチューターを配置しています。その日の授業で生じた疑問や質問は、できるだけその日のうちに解決することで、適度な宿題量でも確実に学力を身につけていきます。

受験指導の満足度が高い
理由4

同じ目標に向かって
共に頑張り、高め合える仲間

一緒に学ぶ仲間がいることで競争意識が刺激され、学習効果が高まることは科学的にも証明されています。しかし、過度な競争は「自分さえ受かればいい」といった独善的な考えや、モチベーションの低下にも繋がります。

授業の様子

日能研では、「集団授業」と「学力別のクラス編成」「成績順の座席制」を採用。「○○さんに勝ちたい」というライバル意識よりも「○○さんが頑張っているから自分も負けないように頑張ろう」とお互いを高め合える仲間がいるからこそ、志望校合格という大きな壁を乗り越えることができます。

受験指導の満足度が高い
理由5

志望校に特化した特訓コース

日能研では5年生になると、通常クラスである本科教室に加えて、難関中学合格を目指す「選抜特訓」を開講します。

そして6年生になると「志望校別特訓」が開講され、日能研が長年にわたって蓄積してきた膨大な受験データと作成した学校別の傾向をもとに、対策授業を行います。できるだけ課題を家に持ち帰らせることなく、難関校を突破する合格力を効率的に身につけていきます。

本 科→5年生選抜特訓→6年生志望校別特訓

日能研に向いている
お子さま

いかがでしょう?なぜ、日能研はガツガツしていない塾なのに難関中学の満足度が高いのか、少しお分かりいただけたのではないでしょうか?

ただし、日能研はどんなお子さまにでも合っているか?と問われれば、残念ながらそうとは言えません。

率直に言って、「難関中学に合格するためなら中学入試で燃え尽きても構わない」という方には日能研は向かないかもしれません。

もちろん結果も大切ですが、受験で重要なのは合格までに何をどのように学んだか?どうやって困難を乗り越えたか?というプロセスだと私たちは考えています。

日能研が目指すのは、中学受験を通じて自ら学び挑戦する子どもたちを育てること。

人生において中学受験は一つの通過点に過ぎません。小学生のうちに学習の習慣をつけ、目標に向かって自ら取り組む力を身につけることは、日能研を卒業した後も一生モノの財産となるはずです。

そして、もしあなたが中学受験を通して、お子さまに合格力だけでなく本当の学ぶ力も身につけさせたいと思われるなら、日能研は最適なカリキュラムと学習環境をご用意していると言えます。

夏期講習・
カリキュラム・
費用

日能研では3年生から(灘コースは2年生から)中学受験に向けたステージ制のカリキュラムが始まります。低学年の間は習い事とのスケジュール調整も大変ですが、早い段階からスタートを切るほど受験生としての最後のステージで収穫できるものは大きくなります。

2年生、将来の本格的な受験勉強を見据え、
子どもたちの興味を引き出します。

授業の様子

本科教室では「わかる」感動と学ぶ「楽しさ」を体験してもらいます。将来の本格的な受験勉強を見据え、子どもたちの興味を引き出します。

灘特進Jr.コースでは前期の総まとめを行うとともに、ていねいなやりとりの積み重ねにより楽しく思考力を養成します。灘中で伸びる生徒を育てるために、夏休みに2年生として最高レベルの国語・算数を学習してもらいます。教室毎の設置コースはこちら

【本科教室】

目標と
カリキュラム
国語 楽しく読める文章に取り組むことで、文章と読み解く喜びが感じられる指導を行います。
文章の世界へ
算数 文章題や図形を使ったパズル問題を通して、必要な学力を無理なく楽しく身につけていきます。
文章題/図形パズル
【灘特進Jr.】

カリキュラム
国語 【第1回】物語文①主語・述語・かざりことば
【第2回】物語文②ことわざ
【第3回】物語文③句読点とかぎかっこ
【第4回】物語文④慣用句
【第5回】説明文①ことばの意味
【第6回】説明文②パズル
授業6日+夏期特別テスト1日
算数 【第1回】表やグラフに整理してみよう
【第2回】倍数とその見分け方
【第3回】平面図形(面積)
【第4回】算数パズルに挑戦
【第5回】いろいろな文章題
【第6回】平面図形(回転移動と一筆書き)
会費
一般生・本科生 2科目 無料
灘特進Jr.コース 2科目 23,650円

※テキスト代含みます。会費は税込です。

※教室により設置コースは異なります。

※広島・岡山のコース・金額は上記とは異なります。

※日能研生の料金は上記と異なります。

3年生、効果的な学習リズムを
つかむ

授業の様子

価値ある学習の第一歩は自ら考え、工夫すること。本科教室では効果的な学習リズムをつかむことで学ぶことの楽しさを知り、自発的な学びを促します。

また、灘特進Jr.コースでは前期の総まとめを行うとともに、より発展的な内容も扱います。夏休みに将来の灘中受験に備えて、3年生として最高レベルの国語・算数の学力を養成しましょう。教室毎の設置コースはこちら

【Aコース】

目標と
カリキュラム
国語 先生の話をしっかり聞き、自分の考え方との違いを発見しよう。
物語文/説明文/ことばのきまり/漢字・語句
算数 先生が黒板に書くことをよく見て、同じようにやってみよう。
計算/平面図形/文章題
理科 身近なものに目を向け、知識を広げよう。
こん虫の体/こん虫の育ち方/夏の星座
スクロールできます
【灘特進Jr.】

カリキュラム
国語 【第1回】物語文①、ことわざ①、漢字①
【第2回】物語文②、ことばのきまり①、漢字②
【第3回】物語文③、慣用句①、漢字③
【第4回】説明文①、部首・画数・筆順、漢字④
【第5回】説明文②、ことわざ②、漢字⑤
【第6回】説明文③、ことばのきまり②、漢字⑥
【第7回】随筆文①、慣用句②、漢字⑦
【第8回】随筆文②、四字熟語、漢字⑧
算数 【第1回】整数の計算Ⅰ(かけ算)
【第2回】整数の計算Ⅱ(わり算)
【第3回】整数の計算Ⅲ(逆算)
【第4回】文章題Ⅰ(和差算・分配算)
【第5回】文章題Ⅱ(消去算)
【第6回】文章題Ⅲ(つるかめ算)
【第7回】平面図形
【第8回】単位換算
スクロールできます
会費
Aコース 3科目 23,200円
灘特進Jr.コース 2科目 34,100円

※テキスト代含みます。会費は税込です。

※教室により設置コースは異なります。

※広島・岡山のコース・金額は上記とは異なります。

※日能研生の料金は上記と異なります。

4年生、学習スキルを身につけ、効果的に学力を伸ばす

授業の様子

本格的な入試学力の土台作りとして、この夏休みは最も重要な時期。単元の流れをしっかりとらえ、一歩先行く学習を。

また、灘特進コースでは前期の総まとめを行うとともにより発展的な内容も扱います。
夏休みは集中して授業と家庭学習に取り組む絶好の機会です。将来の灘中受験への強固な土台をしっかり作りましょう。教室毎の設置コースはこちら

【標準コース】
【発展コース】
【最難関コース】

目標と
カリキュラム
国語 文章は最初から最後まで集中して読もう。
説明文/物語文
算数 図を描いて考える力をつけよう。
線分図と面積図/植木算の利用/等差数列/周期の規則性/平面図形の求積/平面図形の性質
理科 ちがいや共通点に注目。正比例の関係をつかもう。
こん虫と節足動物/花のつくりと働き/水中の小さな生き物と顕微鏡/物の重さと体積、物の体積変化/水の三態変化
社会 日本の国土を理解しよう。
日本の地形/海岸線・半島・島/都道府県と都市/水・森林などの資源/はなれ島や山村のくらし/市区町村と政令指定都市
【灘特進コース】

カリキュラム
国語 説明文/物語文/詩/語句
算数 数の性質/分数の計算/文章題/規則性/平面図形
理科 こん虫①・こん虫②/種子の発芽・プランクトン/植物のはたらき・花/上皿てんびん・ばね・物体の重さと体積/ものの温度と体積
社会 日本の地形/海岸線・半島・島/都道府県と都市/市区町村と政令指定都市/水・森林などの資源/地図の見方
会費
標準・発展コース 3科目 35,710円
最難関コース 3科目 47,300円
最難関コース オプション社会 8,250円
短期実力養成講座 差のつく「数論・図形」 12,100円
灘特進コース 3科目 70,950円
灘特進コース オプション社会 8,250円

※テキスト代含みます。会費は税込です。

※教室により設置コースは異なります。

※広島・岡山のコース・金額は上記とは異なります。

※日能研生の料金は上記と異なります。

5年生、苦手分野を克服し、成績アップを目指しましょう。

授業の様子

5年には新たな単元が続出。ポイントをおさえた夏期講習で、苦手分野を克服し、成績アップを目指しましょう。

また、灘特進コースでは前期の総まとめを行うとともにより発展的な内容も扱います。
中学入試の主要単元はこの夏に学習することになります。粘り強く学習することにより、飛躍的に学力を伸ばしましょう。
教室毎の設置コースはこちら

【標準コース】
【応用コース】
【発展コース】
【選抜コース】
【最難関コース】

目標と
カリキュラム
国語 ジャンル別の読解法を身につけよう。
説明文/物語文/随筆文/論説文/詩歌
算数 ひとつひとつの単元をしっかり!苦手意識を克服しよう。
数の性質/平面図形/割合/文章題
理科 『覚えること』と『考えること』に重点を置いて、しっかり復習しよう。
種子のつくりと発芽/根・くき・葉のつくりと花のつくり/植物の働き/節足動物/せきつい動物/生物どうしのつながり/人体/太陽/星と星座/月/水溶液の性質/気体/物のとけ方/物体の運動/ばね/てこ
社会 地方別の特色をつかもう。
九州地方/中国・四国地方/近畿地方/中部地方/関東地方/東北・北海道地方
【灘特進コース】

カリキュラム
国語 物語文/随筆文
説明文/論説文
詩歌
慣用句・ことわざ・外来語
ことばの用法・文法など
算数 速さ
場合の数
平面図形
文章題
理科 植物/動物/人体/星と星座
太陽/月
気体の性質と発生
水溶液の分類と中和/もののとけ方/ばねとてこ
ものの体積と重さ/電気
会費
標準・応用コース 4科目 77,880円
標準・応用コース 3科目 71,280円
発展コース 4科目 91,850円
発展コース 3科目 84,150円
選抜・最難関コース 3科目 90,420円
選抜・最難関コース オプション社会
※西宮北口本校のみ
6,600円
灘特進コース 3科目 119,570円
灘特進コース オプション社会 12,375円
短期実力養成講座 各講座 各12,100円

※テキスト代含みます。会費は税込です。

※教室により設置コースは異なります。

※広島・岡山のコース・金額は上記とは異なります。

※灘特進コースは5年灘中トライアルを含みます。

※日能研生の料金は上記と異なります。

6年生、夏から始まる実戦準備。

授業の様子

この夏休みは学習の整理と苦手克服を図る最後のチャンス。効率的な学習でレベルアップを目指しましょう。

また、灘特進コースでは入試全単元の総仕上げをします。灘中の入試問題を解く上で必要なスピード、解答作成の技術の全てを磨き上げます。
この夏で灘中合格への大きな手ごたえをつかんでください。
教室毎の設置コースはこちら

【標準コース】
【応用コース】
【栄冠コース】
【選抜コース】

目標と
カリキュラム
国語 読む力を完成させ、解く力の土台を固めよう。
手がかりを見つける/手がかりをまとめる/手がかりから考える/指示語と接続語/理由/心情/細部表現/主題/対照と言い換え/具体と抽象/要旨/段落/乱文整序・脱文挿入/選択肢/ぬき出し/記述/総合問題
算数 この夏、基本の完成を目指そう。
平面図形/割合と文章題/数の性質/規則性/立体図形/速さ/場合の数
理科 正解へのプロセスをしっかりと。
水溶液の性質/溶解度/気体の発生と性質/中和反応/燃焼/地層と岩石/気象/星/月/太陽/力学(ばね、てこ、浮力、かっ車と輪軸、物体の運動)/熱と水・空気の変化/植物のつくりと働き/動物の特ちょう/生物どうしのつながり/人体の特ちょう/音/光/電気回路/電流と発熱/電磁石
社会 総復習で基本知識を定着させよう。
国土・地形・気候/農水産業/工業/資源と貿易/古代・中世・近世・近現代/憲法三原則/国会・内閣・裁判所/予算・地方自治
【灘特進コース】

カリキュラム
国語 指示語・接続語/具体と抽象/文章と構造/対照と言いかえ/韻文/心情の変化/情景・細部表現/選択肢/ぬき出し/記述
算数 平面図形/比・割合・文章題/数論/立体図形/速さ/場合の数
理科 水溶液の性質/溶解度/気体の発生と性質/中和反応/燃焼/地層と岩石/気象/星/月/太陽/力学(ばね、てこ、浮力、かっ車と輪軸、物体の運動)/熱と水・空気の変化/植物のつくりと働き/動物の特ちょう/生物どうしのつながり/人体の特ちょう/音/光/電気回路/電流と発熱/電磁石
会費
標準・応用・栄冠コース 特訓会費を含む 161,700円
選抜コース(甲陽以外) 特訓会費・
夏期実戦Web講座を含む
222,000円
選抜コース(甲陽) 特訓会費・夏期実戦講座・
夏期実戦Web講座を含む
239,800円
灘特進コース 特訓会費・夏期実戦講座・
夏期実戦Web講座を含む
239,800円
短期実力養成
Web講座
各講座につき 6,050円

※テキスト代含みます。会費は税込です。

※教室により設置コースは異なります。

※広島・岡山のコース・金額は上記とは異なります。

※日能研生の料金は上記と異なります。

教室毎の設置コース

  • 兵庫
    エリア
  • 大阪
    エリア
  • 京都・奈良
    エリア
  • 岡山・広島
    エリア

    最寄りの教室から
    学年ごとの日程をチェック!

  • 姫路校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・JR線「姫路駅(東口)」徒歩3分
    ・山陽電鉄本線「山陽姫路駅」徒歩6分

  • 加古川校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    JR加古川駅南口から徒歩2分

  • 明石校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・JR神戸線「明石駅」徒歩3分
    ・山陽電鉄「明石駅」徒歩3分

  • 学園都市校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・神戸市営地下鉄「学園都市駅」徒歩1分

  • 元町校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・JR神戸線、阪神電鉄「元町駅」徒歩2分
    ・市営地下鉄「県庁前駅」徒歩5分

  • 岡本校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪急神戸線「岡本駅」徒歩1分
    ・JR神戸線「摂津本山駅」徒歩3分

  • 芦屋校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・JR神戸線「芦屋駅」から東へ徒歩3分

  • 西宮北口本校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・西宮北口本校:阪急「西宮北口駅(東改札口)」から直結の連絡デッキで徒歩3分
    ・西宮北口駅ビル校:阪急「西宮北口駅(北改札口)」から直結

  • 甲子園校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪神電鉄「甲子園駅(西口)」から徒歩7分

  • 塚口校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪急神戸線「塚口駅」徒歩3分

  • 宝塚校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・JR宝塚線「宝塚駅」徒歩1分
    ・阪急宝塚本線・今津線「宝塚駅」徒歩3分

  • 川西校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪急電鉄宝塚本線、能勢電鉄妙見線「川西能勢口駅」徒歩5分
    ・JR宝塚線「川西池田駅」徒歩8分

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  • 豊中校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪急宝塚線「豊中駅(南口)」徒歩2分

  • 千里中央校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・大阪モノレール「千里中央駅」徒歩7分
    ・地下鉄御堂筋線「千里中央駅」徒歩7分

  • 茨木校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪急「茨木市駅(北改札口)」から徒歩4分

  • 高槻校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪急京都線「高槻市駅」徒歩3分
    ・JR京都線「高槻駅」徒歩5分

  • 上本町校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・近鉄電車「大阪上本町駅」すぐ
    ・地下鉄千日前線・谷町線「谷町九丁目駅(8号出口)」すぐ

  • 天王寺校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・JR線「天王寺駅(北口)」徒歩1分
    ・地下鉄谷町線「天王寺駅」徒歩2分
    ・地下鉄御堂筋線「天王寺駅」徒歩2分
    ・近鉄「大阪阿部野橋駅(天王寺口)」徒歩4分

  • 南森町校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」徒歩1分
    ・JR東西線「大阪天満宮駅」徒歩1分

  • 四ツ橋校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    教室アクセス

    GoogleMapはこちら

    ・大阪メトロ「四ツ橋駅」(1-A出口)徒歩すぐ

  • 堺東校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・南海電車高野線「堺東駅(北西改札口)」徒歩2分

  • 枚方駅前校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・京阪電鉄京阪本線 「枚方市駅(中央口)」すぐ

    最寄りの教室から
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  • 烏丸校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪急京都線「阪急烏丸駅」徒歩1分
    ・地下鉄烏丸線「四条駅」徒歩1分

  • 桂校

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

    教室アクセス

    ・阪急京都線「桂駅(西口)」徒歩3分

  • 学園前校

    2年生

    3年生

    4年生

    5年生

    6年生

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夏期講習の申し込みから
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  1. 受講申し込み

    インターネット申込フォームより
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      フォームからお申し込み後、教室から確認の
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    • お電話にてご確認の後、本申込み完了となります。

    夏期講習は基本どなたでも受講することができます。
    コースによってはテストによる基準を設けている場合が
    ございます。各教室にお問い合わせください。

  2. 費用のお支払い

    教室より「払込用紙」をお渡しいたしますので、
    お近くのコンビニエンスストアか銀行にて
    お支払いください。

  3. 夏期講習スタート

    夏期講習初日には直接教室までお越しください。
    スタッフが受講教室までご案内いたします。
    充実した、学び多い夏期講習を一緒に過ごしましょう!

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Q&A

いくつかコースがある場合、どのコースにすればいいのでしょうか?

塾や日能研の授業に初めてご参加される方には、「標準コース」をお勧めしております。「標準コース」では、授業の最初に今回の学習内容を確認する時間をとりますので、初めての方でも内容を確認しながら進めていくことができます。他のコースをご希望の場合には、基準を設けている場合もございますので、各教室までご相談ください。

受講科目はどうなっていますか?

4科目(国語・算数・社会・理科)か3科目(国語・算数・理科)のどちらかを選択して受講いただけます。
※学年・教室によって異なる場合がございます。詳しくはお問合せください。

外部生なのですが学習面や生活面に関して相談できますか?

もちろんできます。各教室には、授業をする教務スタッフ以外に教室スタッフがいます。学習面や生活面の相談など、どうぞ遠慮なくご相談ください。

夏期講習を受けた後、日能研に入会するにはどうしたらいいでしょうか?

夏期講習の終わりに、夏期特別テストを実施します。このテストにて入会の判定をさせていただいております。入会の手続きに関しての詳細は、各教室よりご案内いたします。

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最後に・・
是非ご一読ください!





記事01

日能研の夏期講習はどんなことをするの?受講のメリットを教えて!

受験生の夏といえば夏期講習。
夏休み期間は各塾で夏期講習が開催されますが、塾によってカリキュラムや取り組み方が異なります。そこで今回は、ベテラン講師である荒賀先生と邨田先生に、日能研の夏期講習の特色をうかがいました。日能研ならではのメリットは必見! 夏期講習の受講にお悩みの方は、ぜひご覧ください。

通常授業なし。おさらい特化で基礎学力の定着を図る

日能研では、夏期講習の期間中に通常授業が行われるのでしょうか。算数の邨田先生が答えます。 「通常授業は行いません。日能研は夏期講習を挟んで前期・後期に分かれており、夏期講習では前期のおさらいの授業を行います。通常のカリキュラムをストップしておさらいに特化するため、新しいことはしません」
邨田先生によると、普段は他塾に通っているお子様、まだ日能研に通っていないお子様も、夏期講習によってさまざまなメリットが期待できるといいます
「塾生が前期に取り組んできたことを夏期講習で振り返るので、後期からの受講を検討しているお子様もスムーズに入りやすくなるでしょう。後期からの入塾を検討しているご家庭には、夏期講習からの受講をおすすめしています」
夏は自宅学習を優先して夏期講習を受けないご家庭もごく一部あるようですが、夏期講習はすべてのお子様に必須といえるほど重要だそうです。
「普段の授業では新しいことが次々に出るため、すべてを網羅するのは難しいでしょう。しかし、前期の内容を網羅するので、未消化な部分や苦手分野を克服する絶好の機会です。基礎学力の定着を図るためにも、夏期講習はマストといえます」

学齢に合わせたカリキュラムで「学ぶ楽しさ」を体験できる

日能研の夏期講習は学年ごとに狙いやプログラムが異なり、成長に応じて適切な学習を受けられるそうです。
邨田先生「4年生までは2部制で、前半・後半のどちらかに参加する形式です。どちらも同じプログラムなので両方参加する必要はなく、ご家庭で過ごす旅行やレジャーなどのスケジューリングもしやすいでしょう。一方、5年生以上だとお盆期間や休日以外は毎日授業があるので、夏休み全体を使ってしっかりと勉強していただいています」
日能研の場合、2年生から夏期講習に参加でき、低学年の授業では学ぶ楽しさを重視しているといいます。
邨田先生「算数の場合、先取りで高度な知識レベルの授業をしたり、受験テクニックだけに走ったりするのではなく、学齢に合わせたプログラムを実施しています。重視しているのは、『深く考える面白さ』を伝えることです。入室された理由をみても、『夏期講習が面白かったから日能研で頑張りたい』と言ってくださるケースが多くみられます」
一方、荒賀先生によると、低学年の夏期講習では興味の幅を広げる工夫を取り入れるそうです。
「普段より時間のゆとりがあるぶん、さまざまな話ができます。すでに日能研に通ってくれているお子様の場合は復習なので、1回目より話の幅が広くなるのもメリットです。また、低学年の間は質問を受けてもすぐに答えを言わず、ゆっくり考えてもらう時間をつくることもあります。時間にゆとりのある時期に考える余地をつくることが狙いです」
夏期講習は国語力アップにおいても重要なタイミングといえるようです。
「国語は暗記教科のように覚えたことが点数に直結するわけではないので、成長に時間を要します。普段の学習を血肉にできないことは多々あり、得点に結実させていくためには演習量を確保することが大切です。学校のない時期に無理なくできる夏期講習は、演習量を確保するベストタイミングといえます」

夜は自宅で夕食&振り返り。昼+夜のお弁当2食時代より合格率アップ

邨田先生「低学年は午前中のみ。高学年は午後開始で13時ごろから遅くても19時ごろまでです。6年生はお弁当1食分持ってきていただくこともあります」
そもそも、夏期講習は子どもたちが普段より元気な状態でエネルギーを注げることも大きなメリットだそうです。
荒賀先生「普段の授業は学校のあとなのでやはり疲れていますが、夏期講習の間は元気すぎるくらい体力があり余っています。問題を解く馬力も変わるので、吸収量の差も歴然です」
昼と夜の2食分を持参してもらっていた時代もあるそうですが、当時よりも今のほうが高い効果を感じているといいます。
荒賀先生「お弁当2食分をご用意いただき、9時から21時ごろまで授業をしていた時代もありましたが、お弁当1食だけにしてからのほうが圧倒的に集中しています。お弁当2食の時代は疲れてしまっていたうえ、自宅に帰ってから自分で仕切り直してやり直しをする時間がとれないので、効果が上がりませんでした」
お弁当2食をやめたことで、合格率にも変化がみられたといいます。
荒賀先生「塾にいる時間を減らすために、より効果が上がると判断したものを優先して勉強してもらうことにしたのです。すると、お弁当2食分を持参していたころよりも合格率が明らかに上がったことに驚きました」
普段の授業でも夏期講習でも、大切なのはその日の授業をもう一度考え直してみることだそうです。
「塾で座っていたら力がつくわけではありません。むしろ、夜まで授業をするとやり直しの時間がとれず、やりっぱなしになってしまいます。元気な状態で集中して授業を受けて、家に帰ってから仕切り直して解き直すのがもっとも効率的です。近年の夏期講習では、自宅でリフレッシュしてから自分でもう一度考え直してみてもらうことを重視しています」

PDCAサイクルを早く濃密に回せるため著しい成長が期待できる

大人のビジネスシーンと同様に中学受験でもPDCAサイクルを早く回すことが大切だと、邨田先生が語ります。
PDCAサイクルとは、Plan(啓作)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の4ステップを繰り返すことで、継続的に業務を改善する手法です。一般的に、PDCAサイクルを回すことで業務や品質の向上を図り、目標達成率を高められるといわれています。
邨田先生「夏期講習は毎日あるので、その日感じた反省を次の日に活かせます。通常時なら同じ科目の授業は1週間後になることもありますが、翌日に改善のチャンスがあるのは魅力的です。普段からきちんと計画立てて宿題も丁寧にできる子ほど、夏期講習で得られる効果やメリットが濃密になるため、著しい成長が期待できます」
夏期講習で高い効果を狙うために、苦手の克服を目指す保護者の方も少なくないようですが、受講に向けて身構える必要はないといいます。
荒賀先生「夏期講習の時点で苦手の克服まで考えなくても構いません。ただし、何が得意か、何が苦手かは把握しておいてください。6年生は1学期の間にすべて網羅するのでチェックできるはずです」
得意・苦手を把握できていると、効率的かつ効果的に授業を受けられるそうです。
荒賀先生「事前にカリキュラムをお渡しするので、その日の単元を確認しておきましょう。『苦手だから今日は気合を入れておかないと』、『今日は好きな単元だから楽しく受けられたらいいや』など、授業にメリハリをつけられます。単元のチェックは6年生だけでなく5年生でもしておくとよいでしょう」
日能研の夏期講習では、お子様たちが元気いっぱいで勉強に励んでいます。学ぶ楽しさを味わい、きちんとリフレッシュしながら能動的な学習を受けられる環境です。中学受験の夏期講習は、夏を犠牲にするものでも、惰性で受けるものでもありません。成長の喜びを味わえる夏期講習を、ぜひ体感してみてください。

回答した講師
荒賀健志 先生(国語)
西宮北口駅ビル校教室長、国語科主管を経て、現在教務部門の統括責任者を務める。日能研関西入社以来、灘特訓、甲陽特訓、女子西大和洛南特訓、神戸女学院特訓を担当。最難関校受験生向けの教材作成、灘トライアル等のテスト作成に携わる。再現性が高く、論理的で鮮やかな解法で生徒たちを魅了するわかりやすい授業には定評がある。

邨田大輔 先生(算数)
岡本校教室長、最難関校主管を経て、現在最難関校対策部門の統括責任者を務める。日能研関西入社以来、灘特訓、女子西大和洛南特訓、四天王寺医志西大和洛南特訓、星光西大和東大寺特訓を担当。最難関校受験生向けの教材作成、灘トライアル等のテスト作成に携わる。受験生を合格に導く戦術の持ち主で、クラス全員第一志望合格という快挙を成し遂げた。
(聞き手・文:古賀令奈)

記事02

夏期講習で急成長!ベテラン算数講師が驚いたケース①〜簡単な目標設定で偏差値15アップ〜

受験生にとって大きな成長のチャンスといわれる夏期講習。うまく活用できると、著しく成長するお子様もいるようです。今回は、日能研のベテラン算数講師である邨田先生に、夏期講習で急成長を遂げたお子様のエピソードをうかがいました。

夏期講習の目標は簡単にできることでOK。やり切ることが大事

急成長を遂げたエピソードの前に、まず大切なポイントを。邨田先生は、夏期講習の効果を高める方法として、開始前に目標を立てることを推奨しています。
「目標といっても難しいものにする必要はありません。むしろ、簡単にできることにしたほうがよいでしょう。大切なのは、目標達成までやり切ることです。苦手単元の克服などハードルの高いものでなく、実現できる目標を立ててみてください」
簡単にできる目標として、どのような目標が例として挙げられるでしょうか。
邨田先生「ノートにちゃんと式を書く、図や計算の過程を書くなど、普段あまりできていないことを目標にするのがおすすめです。成績にかかわる目標ではなく、普段の行動目標のようなものを1つ持っておかれるとよいのではないでしょうか」

A君の目標は「読める字を書くこと」自分からチェックを依頼

邨田先生の教え子のなかで、実際に印象的だったケースについてお聞かせください。
邨田先生「昔、0と6の判別ができないほど乱雑な字を書くA君を受け持っていました。A君にとって改善すべき課題だと感じたので、『夏期講習の間は人にちゃんと読んでもらえる数字を書くことを目標にしてみたら?』と提案すると彼は快諾。しかも、『先生、読めなかったらノートにちゃんと書いておいて』とチェックを催促してきました」
邨田先生は、A君がチェックを求めてきたことに感銘を受けたといいます。
「もともと素質のある子だと思っていましたが、人を上手に使える非常に優秀な子だと感じました。チェックがスムーズに働くと、すぐに改善できるようになるためです。チェック機関を設けることで、よい行動が定着しやすいことを本能的に理解していたのだと思います」

目標クリアで自信に。最終偏差値は15以上アップ

A君は数字の書き方に課題があったものの、成績は比較的上位だったそうです。
「調子のよいときは、日能研の全国公開模試で偏差値65くらいでしたが、悪いときだと50代前半と、成績に波がありました」
成績が乱高下しやすいA君でしたが、『他人が判別できる数字を書く』という目標は無事に達成できたといいます。
邨田先生「目標を自分の弱点として向き合ったころ、成績面でも伸びていきました。最終的には偏差値が安定し、65から70の間に収まるほどの好成績です。最後は自信をもって送り出すことができ、見事に甲陽学院や東大寺学園などの最難関校に合格されました」
目標達成と成績の向上にどのような関係があるのでしょうか。
邨田先生「他人には簡単に思える目標であっても、彼にとっては苦手であり弱点です。自分自身の課題として向き合い、振り返る機会をもつことで、人は精神的に成長します。A君も目標達成によって、自分に自信をもてるようになったのでしょう。その結果が、成績にも反映されたのだと思います」

振り返りの習慣を身につけて、6年後は晴れて京大に進学

A君が急成長を果たした理由として、邨田先生は保護者の方のサポートも素晴らしかったと語ります。
「親御さんはつかず離れず見守っていらした印象です。普通は『〇〇しなさい』と口出ししたくなるかと思いますが、そうした様子は見受けられませんでした。ひょっとすると、『先生に見てもらえるように言っておいで』というやりとりがあったのかもしれません。講師が褒めて促したほうが伸びるだろうと判断していただけてよかったです」
夏期講習が終わってから3ヶ月程度で偏差値が50代前半から70近くまで上がったという急成長について、邨田先生はどのように思われるのでしょうか。
「何よりもA君自身が一生懸命勉強したことが一番の理由だと思います。もしかしたら、字が汚いままでも伸びたかもしれません。しかし、目標をきっかけに自分の行動を振り返り反省できるようになったのは、彼を大きく変える成長だったと感じています」
A君は甲陽学院中学校で6年間の青春を過ごし、念願の大学に進学されたそうです。
「去年の春、A君が京都大学に合格したことを報告しに来てくれました。卒業から6年経ってもちゃんと思い出して挨拶をしにきてくれると、喜びもひとしおですね」
『読める数字を書く』という目標は、厳しい中学受験において容易なものに感じられますが、小学生にとってのひと夏は決して短い時間ではありません。毎日勉強と向き合いながら自分が決めた目標を達成することで、揺るぎない自信を得られるのでしょう。受験に立ち向かう心を養うためにも、今年の夏は目標を立ててみてはいかがでしょうか。

回答した講師
邨田大輔 先生(算数)
岡本校教室長、最難関校主管を経て、現在最難関校対策部門の統括責任者を務める。日能研関西入社以来、灘特訓、女子西大和洛南特訓、四天王寺医志西大和洛南特訓、星光西大和東大寺特訓を担当。最難関校受験生向けの教材作成、灘トライアル等のテスト作成に携わる。受験生を合格に導く戦術の持ち主で、クラス全員第一志望合格という快挙を成し遂げた。
(聞き手・文:古賀令奈)

記事03

夏期講習で急成長!ベテラン算数講師が驚いたケース①〜志望校を堂々と宣言して見事合格〜

夏期講習は受験生にとって成長のボーナスタイム。夏のストイックな追い込みが、合否に大きく影響を与えるといいます。今回は、日能研のベテラン国語講師である荒賀先生に、夏期講習で急成長を遂げたお子さまのエピソードをうかがいました。

目標を人前で宣言できる子は急成長を遂げやすい

荒賀先生の経験から、夏期講習で急成長するのはどのようなお子さまだと思われますか?
「人前で目標を宣言でき、それをやり切るタイプの子は伸びやすいと思います。教え子のB君も同様のタイプで、急成長を遂げていました」
B君はどのような目標を宣言されたのですか?
「国語の語句テストで毎回100点を取るという目標です。『絶対に取る』と強く意気込んで挑み、見事に達成していました」
なぜ目標を宣言してやり切る子が急成長しやすいと思われるのでしょうか?
「自分にプレッシャーをかけるためでしょう。満点をとるのはとても大変です。しかも、毎回となると尚更。大変なことを達成するために、覚えるときは念には念を入れて覚えるようになります。自分にプレッシャーを与えることで、『これで大丈夫。でも、もう一回見直しておこう』というように、勉強に対してストイックになれるのです」

みんなの前で志望校を宣言できる子は合格しやすい

荒賀先生によると、以前は夏期講習のスタート時に志望校を宣言する子もいたそうです。
「最近はあまりしていませんが、昔はよく夏期講習の始めに志望校合格を宣言できる子を募っていました。興味深いことに、B君のようにみんなの前ではっきり目標を言える子は、ちゃんと合格します。そのため、あえて『誰か言える?』『今年は志望校を言える子はいないのかな』と自発的に発表するよう促していました」
語句テストの満点継続と同じように、志望校をみんなの前で発表することによって、ストイックに自分を追い込めるそうです。
「自分で言ったことを守れないと格好悪いもの。合格を宣言することで、プライドとの戦いが始まります。不甲斐なく情けない部分を人に見せないために、どれだけしんどくても勉強に向かうのでしょう」

成績が伸びるタイミングは、成績を気にしなくなったとき

荒賀先生によると、成績が伸びるタイミングの一つに、『周りを気にしなくなったとき』が挙げられるそうです。
「賢い子たちは、自分の成績が何番目なのかを気にしていません。人との比較なんてどうでもよく、自分で納得できるだけのことを成し遂げられたかどうかを重視しています。そして、自分自身の結果に、喜びや悔しさを感じるのです」
周りの子の成績と比べて落ち込んだり喜んだりする子について、荒賀先生はどのように思われますか。
「周りと比べているうちは、まだ著しい成長は期待し難いでしょう。自分がどう見られているか、自分のなかでやると決めたものをやり続けることが大切です」
他人の目を気にするお子さまの場合、伸び悩んでしまう傾向があるそうです。
「他人の目を気にする子は、最後の一歩が届かないケースが目立ちます。『褒められたい』、『賢いと思われたい』などの願望が強い印象です。誰しも抱く感覚なので、決して悪いわけではありません。しかし、急激に伸びる子は、そうした一般的な感覚を超越して、自分の向き合ったものをとにかく徹底してやりきるのです」

目標宣言は優越感に浸るためでなく、自分を焚きつけるため

褒められるためではなく、自分が納得いくまでやり切る。この違いが成長に大きく影響を与えるといいます。
「周りと比較して優越感に浸るためではなく、自分を焚き付けるための宣言です。人と比較することをやめて、自分が納得いくまでやり切るスタンスで走り出せるようになると、その勢いは凄まじいものになります。実力がつくのはもちろん、安定性も高くなります」
徹底してやり込むようになり、学力が安定すると、将来性までみえてくるのだそうです。
「受験で何があっても合格するだろうと思えるし、万が一通らなかった場合でも大丈夫だと感じます。徹底してやり切れるようになった子は、学力や数値では測れない生きる力を身につけているからです。どんな環境でも立派に生きている子に育つと思います」
『親や先生から褒められたい』という気持ちも、大きな原動力です。しかし、誰かのためではなく、目標実現のために自分を戒める強い意志は、より大きな力を生むのでしょう。日能研では、たくさんの子どもたちが自分の可能性を信じて挑戦を続けています。お子さまにとって大切な夏期講習を、日能研の仲間たちとともに過ごしてみませんか?

回答した講師
荒賀健志 先生(算数)
西宮北口駅ビル校教室長、国語科主管を経て、現在教務部門の統括責任者を務める。日能研関西入社以来、灘特訓、甲陽特訓、女子西大和洛南特訓、神戸女学院特訓を担当。最難関校受験生向けの教材作成、灘トライアル等のテスト作成に携わる。再現性が高く、論理的で鮮やかな解法で生徒たちを魅了するわかりやすい授業には定評がある。
(聞き手・文:古賀令奈)

記事04

成績アップ以上の効果も!夏の天王山「夏期講習」が中学受験に必須の理由

「夏は受験の天王山」といわれるほど、夏の過ごし方は合否に大きく影響します。なかでも夏期講習は、受験において非常に重要な取り組みです。夏期講習が受験生にとって必須といえる理由について、日能研のベテラン講師である荒賀先生と邨田先生にうかがいました。

「やり切った」という自信が受験直前期を支えてくれる

夏期講習を受講すると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。算数の邨田先生が答えます。
邨田先生「夏期講習を乗り切ることで、まずは自信をつけてほしいと思っています。難しいことでなくてもいいので、達成可能なレベルの目標を一つ決めてみてください。毎日継続できると、やり切った自分に自信がつきます」
邨田先生ご自身は、受験生時代に目標を立てて夏を過ごしていましたか。
「目標にしていたわけではないのですが、消しゴムを使い切ったことが自信になりました。それまではどこかで無くしたり、新しいものを買ったりして、使い切った経験がなかったので、6年生の夏だけで1個使い切ったときに『それだけ頑張ったんだ』と自信をもらえました」
夏に目標を立てて自信がつくと、どのような変化が期待できるのでしょうか。
「夏期講習は、受験まであと100数日という時期に行われます。この時期に自信を獲得しておくと、精神的に苦しくなる受験直前期のお子さまにとって、大きな支えとなるでしょう」

限界突破の経験が自分の強みになる

国語の荒賀先生は、夏期講習の受講によって自信の獲得以外にも大きなメリットが得られるといいます。
荒賀先生「夏期講習で一度限界を超えてみることも大事です。今までは『もう無理』と思ったら終わらせていた子も、夏に限界を突破する経験をしておくとよいでしょう」
なぜ限界を超える経験をしておいたほうがよいのでしょうか。
「自分のなかの壁を突破することで、ランナーズハイのような状態になるからです。ランナーが自分の限界を超えたときに気持ちよくなって高揚感を感じるように、勉強で限界を超えたときにも同様の状態になります。このような経験を一度味わっておくと、受験の大きな強みになるでしょう」
限界を超えたときに自覚できるのでしょうか。また、先生から見て判断できるのでしょうか。
「子ども自身は、それまで苦しかったのが楽しくなってきます。我々の目から見ても、しんどいことをしているはずが楽しんでいるように感じられるので、この子は振り切ったのだとわかります。そこまでいけたら非常に強い状態ですね」

12歳での限界突破は、大学入試でも活かされる

夏期講習で熱心に取り組んだ経験は、中学受験以外にも活かされると思いますか。
荒賀先生「12歳という年齢で入試の前に目標を達成し、限界を超える経験ができた子は、大学入試にも強いでしょう。10時間を超えるようなハードな勉強も、中学受験時代の経験があるから当たり前にこなせます。12時間、15時間という膨大な勉強を乗り越える力を備えられるのです」
中学受験の経験によって、大学受験での戦い方も身につくのでしょうか。
「これだけやればきっとできるという感覚はあると思います。『自分には受験を一度成し遂げた経験がある』と思えるため、厳しい大学受験でも敵前逃亡をせずやり切れるのでしょう」

夏期講習を受けない選択はデメリットが大きすぎる

6年生の夏に自分で目標を立て、限界を超える経験ができれば、夏期講習を受けなくても構わないでしょうか。
荒賀先生「塾に通わず自力で達成するのは非常に厳しいでしょう。塾に通っていると、授業による強制力や、仲間と支え合って乗り越えられるメリットがあります。6年生の夏に夏期講習レベルの学習や経験を自力でできるお子さまであれば、そもそも塾は不要だと思います」
夏期講習は受講せず、家庭で指導したいというお母様も一定数いるようですが、どのように思われますか。
「塾は4科目のプロを集結させ、プロが分担して指導を行う場です。一方、お母様が指導される場合は、すべてお一人で担うことになります。塾と同程度の水準で指導するのは極めて難しいでしょう。夏期講習を受けないという選択は、あまりにデメリットが大きすぎると思います」
中学受験を控える小学6年生にとって、夏は自信や精神力をつけるためにも重要な時期です。日能研の夏期講習で、学力とともに本番を乗り切る力を身につけましょう。

回答した講師
荒賀健志 先生(国語)
西宮北口駅ビル校教室長、国語科主管を経て、現在教務部門の統括責任者を務める。日能研関西入社以来、灘特訓、甲陽特訓、女子西大和洛南特訓、神戸女学院特訓を担当。最難関校受験生向けの教材作成、灘トライアル等のテスト作成に携わる。再現性が高く、論理的で鮮やかな解法で生徒たちを魅了するわかりやすい授業には定評がある。

邨田大輔 先生(算数)
岡本校教室長、最難関校主管を経て、現在最難関校対策部門の統括責任者を務める。日能研関西入社以来、灘特訓、女子西大和洛南特訓、四天王寺医志西大和洛南特訓、星光西大和東大寺特訓を担当。最難関校受験生向けの教材作成、灘トライアル等のテスト作成に携わる。受験生を合格に導く戦術の持ち主で、クラス全員第一志望合格という快挙を成し遂げた。
(聞き手・文:古賀令奈)