ご質問:
「日能研さんは他塾と比較して進度が遅いと聞きますが、入試において不利ではないのでしょうか?」
「入塾後の子どもへのフォローはどの程度していただけるのでしょうか?」
「入試問題で出題されるような特殊な計算は入室前にマスターしておくべきでしょうか?」
日能研ベテラン講師からの回答:
中学受験を検討されている保護者の方から、日能研のカリキュラムについて「他の塾に比べて進度が遅いのではないか」「入試で不利にならないか」といったご質問をいただきました。ご心配は無用です。日能研のカリキュラムは、いたずらな先取りを避け、入試本番から逆算して「最適化」されています。進む「早さ」よりも、「深く」掘り下げて理解することを重視しており、着実に実力を積み上げることができるように設計しています。
また、入塾後のお子様の不安を解消するため、保護者面談や細やかな声かけなど、手厚いフォロー体制を整えています。算数の特殊な計算方法の事前習得も必要なく、小学校で習う基本的な四則計算ができる状態であれば、安心して学習を始められます。
中学受験のカリキュラム、保護者の最大の関心事
中学受験という目標に向けて歩み始める際、「塾の学習進度」は多くの保護者の方にとって共通する関心事ではないでしょうか。特に、他塾と比較して「うちの子の塾は進みが遅いのではないか」と感じると、入試の結果に影響しそうで心配になるでしょう。
今回は、多くの保護者の方が抱かれる進度への疑問、入塾前の計算準備の疑問、そして入塾後のサポート体制について解説し、皆様の不安を解消します。
進度の「早さ」よりも「深さ」を追求するカリキュラム
一部で、日能研のカリキュラムが他塾に比べて「進度が遅い」という見方をされることがあります。これは、日能研の学習の進め方における、「いたずらな先取り」を極力避けるという指導方針が誤解されたものだと推測されます。日能研のカリキュラムは単に学習進度の早さを追求するのではなく、「入試からの逆算で最適化されたカリキュラム」となっています。
このカリキュラム設計の鍵となるのが、「深さ」を重視する学習アプローチです。
具体的には、一つの単元を「きちんと深く掘り下げていく」ことに時間をかけます。これは、基礎的な知識を習得するだけでなく、その知識を利用し応用問題に取り組む力を習得するプロセスを指します。一つの単元に対してしっかりと時間をかける学習姿勢こそが、他塾と比べた際に「ゆっくりに見える」原因かもしれません。しかし、この深い理解こそが、複雑な思考力を問われる入試において、生徒が十分に対応できる実力を養います。結果として、入試本番というゴールから見て、カリキュラムは「最適化」されており、進度が遅いことが不利になることは全くありません。
特殊な計算テクニックは「先取り不要」
入塾を検討するにあたり、特に算数において、特殊な計算技術や解法を事前にマスターしておくべきか、というご質問をいただくことがあります。
この点についても、過度な先取りは全く必要がないというのが基本的な考え方です。
入塾前に求められるのは、特殊な計算技術ではなく、基礎的な計算力です。
・必要な基礎力: 小学校で習う四則計算(足し算、引き算、掛け算、割り算)が「きちんとできる状態」であれば十分です。
・特殊計算は塾で学習: それ以外の、中学受験特有の「特殊な計算」については、入塾後に学年に応じてカリキュラムの中で進めていくことになります。
・そろばん経験がなくても大丈夫: そろばんを習っていないお子様でも、小学校で習う範囲の計算が正確にできるのであれば、全く問題ありません。
基礎的な計算力さえあれば、その後の応用的な学習は塾のカリキュラムに沿って進めることで身についていくため、無理な先取りはせず塾にお任せいただければ大丈夫です。
入塾後の安心を支える手厚いフォロー体制
新しい学習環境に臨むことは、お子様にとっても保護者の方にとっても大きな不安を伴います。特に「入塾の時期」は、不安が一番大きくなりやすい時期です。
お子様が安心して通っていただけるように、塾側はきめ細やかなサポートを行っています。
サポートの具体的な例として、以下の点が挙げられます。
・入塾直後のフォローアップ: 入塾から大体1ヶ月程度の間に、教室の担当者から保護者の方へ聞き取りを含めたフォローを実施しています。これにより、初期の不安や疑問点を解消します。
・定期的な面談: 年に数回は面談を実施する体制が整えられています。これとは別に、ご相談があれば、いつでも遠慮なく相談してくださいと呼びかけています。
・日常的な配慮: 特に新しく入室したばかりのお子様には、こまめに声かけをするように配慮しています。「家庭での学習で困っていることはない?」という形でお声かけをし、塾とご家庭で連携を取りながら学習の悩みを解消していきます。
まとめ
中学受験に向けた準備は、マラソンのようなものです。大切なのは、最初から全速力で走り出すことではなく、途中で息切れしないよう、土台をしっかりと固めて着実に進むことです。
お子様が新しい環境で安心して学習に専念できるよう、日能研では手厚いフォロー体制を整えています。どうかご安心いただき、日能研のカリキュラムを信じて、学習を進めてほしいと思います。