三つ子ママ①最難関校に全員合格!三つ子ママの子育て術 〜中学受験&日能研を選んだ理由〜

中学受験で重要となるのが、その始め方。どのようなきっかけでスタートするか、どのような塾を選ぶかによって、受験生活が大きく変わっていきます。そこで気になるのが、三つ子全員を甲陽学院中学校合格に導いた三つ子ママOさんの中学受験の始め方です。

親しみやすいお人柄とやわらかな笑顔が印象的なOさん。お子さまたちを尊重し、愛情たっぷりな子育てで、三つ子全員を最難関校に導いた秘訣とは? 中学受験を始めた理由、そして、日能研を選んだ理由についてお聞きしました。

夫婦ともに中学受験を経験。自然な選択だった

三つ子の中学受験というと大変な生活になることは想定されていたかと思いますが、なぜ受験を選択されたのでしょうか。

「私も主人も中学受験をしたことが大きな理由です。夫は私立の中高一貫校、私は国立中学校の出身で、夫婦ともに公立では味わえない体験ができました。一生の友人にも恵まれて非常に満足しているので、わが家にとってごく自然な選択だったと思います」

中学受験の選択が自然だったということは、日能研に入会する前から受験を視野に入れて何か取り組まれていたのでしょうか。

「入会は3年生の2月ごろでしたが、2年生くらいの頃からドリルなどで勉強はしていました。幸いなことに本人たちは勉強を嫌がる素振りはなく、割と興味津々と取り組んでいた印象です」

親の誘導はとくになし。3人とも自分の意思で決断

中学受験を始めるきっかけとして、親が誘導するケースは少なくありませんが、Oさんはお子さまたちに受験へ向かわせるように働きかけたことはありますか。

「特別に誘導したり、強引に塾を勧めたりと、親主導で向かわせたことは全くありません。息子たちにとって中学受験のために入塾することは自然だったらしく、『こういう塾に入るのかな』というイメージもなんとなくできていたようです」

お子さまたちはなぜ中学受験や塾へのイメージができていたと思われますか。

「2〜3年の頃から自宅での学習以外に、日能研の無料テストなどを受けていました。さまざまな機会で学びの場に足を運んでいたので、塾がどのような場所なのかをある程度知っていたのは大きいと思います」

3人の性格はそれぞれ違うかと思いますが、受験に対しては全員前向きだったのでしょうか。

「分析が好きで自分のことも客観的にみる長男、読書好きで真面目な次男、マイペースで気分屋だけど素直でやさしい三男と、性格は本当に違います。でも、受験への足並みはそろっていて、当初は3人とも前向きでやる気にも満ちていました。性格は違うものの3人とも好奇心旺盛だから、自然と受験する意識ができていったのかもしれません」

体験授業で塾めぐり。選んだのは全員一致で日能研

3人全員で日能研に入塾するという決断は、どのような経緯で決められたのでしょうか。

「塾めぐりはたくさんしました。体験授業を受けたうえでの本人たちの気持ちや選択を重視したいと思いつつ、それぞれ行きたい塾が違う場合はどうしようかと内心はらはらしていたことを覚えています。不安とは裏腹に、全員が日能研を希望したので、心置きなく決めることができました」

お子さまたちが日能研を選んだ理由を教えていただけますか?

「3人とも『授業がとても楽しかったからここがいい』と口をそろえて言っていました。学年違いで4人目の長女がいるのですが、彼女も気に入って今お世話になっています」

中学受験を経験したご両親としては、塾選びにどのような思いを抱かれていましたか。

「私たち夫婦は日能研ではなく、夫は難関・最難関校受験に特化した塾、私は国立中学校受験の専門塾に通っていました。そのため、日能研に特別な思い入れはありませんでしたが、他塾をみていくなかで日能研に心が傾いていったように感じます」

ご両親のお気持ちは、どのような経緯で日能研に傾いていったのでしょうか。

「他塾の体験授業を受けてみて、授業のスピードが早くて苦手単元で苦戦していたり、塾の空気が塾の空気が合わなかったり、宿題が多すぎたりと、それぞれ懸念点が少なくありませんでした。他塾はどんどん選択肢から外れていき、懸念点がなかったのが日能研です」

お子さまたちも、塾めぐりの経験を通して納得できる答えを出せたようです。

「他塾をみてから日能研に行ってみると、先生たちがフレンドリーで居心地がよかったのだと思います。入塾前からテストを受けてきたなじみのある場所だったこともあり、3人とも迷わず答えを出していました。あと、私の学生時代に学年トップの子が日能研に通っていたので、その印象も大きかったです

子ども自身が「自分が選んだ」と感じられる塾選びを

中学受験は、子どもたちにとって決して易しいものではありません。中学受験という選択自体が強要されたものだと感じると、受験や勉強に対してネガティブな感情が根付いてしまう可能性があります。Oさんの三つ子くんたちのように、「自分で選んだ」という納得感は、厳しい勉強を乗り越えていくためにとても重要なものとなるでしょう。

また、塾は子どもたちにとって学びの場であると同時に、数年間にわたり日常を過ごす場所でもあります。お子さまが居心地よく、前向きに勉強したいと思える環境はとても重要です。日能研はお子さま一人ひとりに寄り添い、やる気を引き出すサポートを得意としています。塾選びにお悩みの方は、ぜひ日能研にご相談ください。

聞き手・文:古賀令奈